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所有者不明土地の問題

 所有者が誰か、どこにいるか不明で困る隣接地の所有者がいると、途方に暮れることがあります。

 何より管理がされていないので、草木が茂り、周辺の土地所有者の住環境が悪化します。所有者が不明では手の打ちようがありません。

更には草木の侵入を阻止するためのブロックを設置したくても、境界を確定しないとブロック工事も行えません。

 令和5年4月1日「管理不全土地管理命令」を裁判により、処分として命令することができるようになりました。

「管理不全建物管理命令」も同時に裁判により、処分命令が勝ち取れれば、具体的な改善を求めることが出来そうです。

 大切な土地や建物も時代と共にその利用形態は変化してゆきます。所有者が移り変わることは、実は当たり前のことなのかも知れません。

 住み続けられる、家として管理されてこそ、中古住宅として売買される価値があることになります。

 建物も住宅設備も両方が利用可能でなければ中古住宅の商品価値はないことになるようです。

 そもそも所有者不明の土地や建物はどうして所有者がいなくなるのかというと、それは、利用価値の有無がその最大原因なのではないでしょうか。維持管理をちゃんとしていたら、価値のある土地、価値のある家を遊ばしておくのはもったいないと、関係者も周りの人達も考え、「ほおって置く」ことは無くなるでしょう。

アイ・ホームでは土地や建物の価値を維持管理をお手伝いすることで高める仕事に、今後の長寿命社会で貢献してゆきたいと考えています。

こうもりが住み着いた

 「アブラコウモリ」は体長5㎝ほど、小型のコウモリです。直径3㎝~1.5㎝ぐらいの隙間があれば、これを通り抜けて屋根裏等に巣をつくります。

 南側の窓にシャッターなどを取り付けて台風の時ぐらいしか閉めなかったりすると、シャッターボックスの中で繁殖したりします。更には、引き戸などで戸袋があればその中もコウモリの繁殖場となったりします。

 コウモリの繁殖時期は7~8月頃です。1匹のメスからは1~3匹の子供が生まれます。放置していると、天井裏で数百匹にも繁殖する恐れがあるとか。

 特に、屋根裏に溜まった糞(フン)から有害なダニが発生したりしますので、侵入口を塞ぐ必要があります。

 アイ・ホームの社員宅で、シャッターに住みついたコウモリの駆除を行った体験談では、色々と調べて対策したが、専門家が一番だったとのこと。コウモリ対策はアイ・ホームとコウモリ駆除の専門家が一体で取り組まないといけないようです。

こんな被害でお困りですか?

天井からの物音

思い出の家は今

 人は記憶と共に生きているようです。ホテルのスイートルームで一泊する時、休息と静かな時間を過ごすことが出来る条件は整っていますが、何か落ち着きません。

 高鍋には、私が65才まで暮らした家があります。正確には45年間この家を利用しました。途中には、県外に出ていた期間もありましたが、結婚以来約35年間二世帯住宅として生活していた家です。

 必要なものは運び出されて、ガランとした家には、もちろん誰もいないのですが、勝手口を開けると、今家に帰って来たような気がします。飼っていたワンちゃんが駆けて来るような、「お帰り」という母の声が聞こえて来るような。

 そこには、記憶の物語が、長大な時間と共に存在しています。かつては寒い部屋を暖めたストーブの匂いが、奥のリビングのテレビの音が聞こえていた「懐かしの我が家」。

 2階からは、子供の吹くリコーダーの音が。私の旧家は、自分を自分の由来を思い出せるタイムマシンなのかもしれません。

 私共アイ・ホームでは皆様の「新しい我が家」を建てる仕事をさせて戴いております。ご入居後のご家族の歴史が、お幸せで、豊かな時間となりますよう願いながら、スタッフ一同精進してまいりたいと存じます。そうして、いつまでも住み継がれるよう、丈夫で快適な住環境をお約束する「マッハシステム」によって「この家に住みたい、住み続けたい」と皆様に支持される家づくりを行って参ります。

無垢の床とマッハシステム

 冬場になると、床が冷たいので、スリッパを利用されている家も多いことでしょう。

 マッハシステムの家では、素足が一般的です。靴下も、必要ではありません。

 マッハシステムの場合、床の表面温度は、壁や天井と同じになります。更には、室温とほぼ同等になっています。大量の調温調湿された空気を家中に循環換気していますので、床・壁・天井の表面温度が同じに揃ってしまうことになります。流れるプールの床、壁の表面温度が同じになるイメージでしょうか。

 マッハシステムの家では、冬場外出先から帰宅して、靴を脱ぎ室内を移動するとき、床がポカポカしている感じがします。特に、ウッドワンの無垢の床材などでは、適度に空気を含んだ材質の為、床材自体に断熱性がありますので、足の裏から人体の熱が奪われる冷たさが感じられず、床自体の熱を足裏で感じることになるようです。

 マッハシステムの家では、特に冬場の環境がサラリとした空気感と、家全体の温かさが特徴となります。床暖房では、足裏が熱せられ、長時間経つと足裏が汗ばむこととなり、気がつくと足を持ち上げてしまう、といった話や、ソファにアグラをかくとほっとするといった話には、床の表面温度が高い程、その弊害が出ているようです。

 

謹賀新年

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