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無垢の床とマッハシステム

 冬場になると、床が冷たいので、スリッパを利用されている家も多いことでしょう。

 マッハシステムの家では、素足が一般的です。靴下も、必要ではありません。

 マッハシステムの場合、床の表面温度は、壁や天井と同じになります。更には、室温とほぼ同等になっています。大量の調温調湿された空気を家中に循環換気していますので、床・壁・天井の表面温度が同じに揃ってしまうことになります。流れるプールの床、壁の表面温度が同じになるイメージでしょうか。

 マッハシステムの家では、冬場外出先から帰宅して、靴を脱ぎ室内を移動するとき、床がポカポカしている感じがします。特に、ウッドワンの無垢の床材などでは、適度に空気を含んだ材質の為、床材自体に断熱性がありますので、足の裏から人体の熱が奪われる冷たさが感じられず、床自体の熱を足裏で感じることになるようです。

 マッハシステムの家では、特に冬場の環境がサラリとした空気感と、家全体の温かさが特徴となります。床暖房では、足裏が熱せられ、長時間経つと足裏が汗ばむこととなり、気がつくと足を持ち上げてしまう、といった話や、ソファにアグラをかくとほっとするといった話には、床の表面温度が高い程、その弊害が出ているようです。

 

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