宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

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レンジフードの黴(カビ)は当たり前?

 レンジフードは外気に直接接していますので、どのような工法で家を建てても夜間の冷えと室内の冷房で、レンジフード内の温度が下がると、フード内の相対湿度が上昇し、結露を生じることになります。
 油煙等の付着物が有れば、これを栄養源とし、加えて水分の供給が結露でなされることとなり、カビが発生します。
 これまで、問題化しなかったのは、ガス調理器で上昇気流による高温殺菌が行なわれていた為、結果的にカビの発生が抑えられたことによります。
 レンジフードをきれいに保つには、掃除頻度は3ケ月に1回ということです。
ちなみに、アイ・ホームの全館空調では、夏場の室内が25~26℃に保たれておりますので、外気温が36℃で湿度80%以上の高温多湿時には、一般的な室温の高い家よりも室内が涼しい分レンジフード部分に外気が流入すると結露が発生しやすくなります。
 むろん、一般的な家でもキッチン近房にエアコンの吹き出し口があり、冷房が効いていたら、同様な現象が発生しますので、マッハシステムだからカビが発生するのではなく、夏場に一般的に見られる、冷房時にレンジフードへの結露が生み出す副産物だと言えましょう。
 レンジフードには昨今、お掃除機能の付いた製品も出ていますので、カビ対策の面からも利用しやすくなって来ているようです。
ともあれ、掃除頻度は3ケ月に1回ということで、楽しいキッチンライフをお送りください。

暮しの実践で分かった事

浴室のピカピカ、カラリの現実

 冬場、外気が5℃以下の場合の入浴方法は、換気にこだわらず、健康のため冷たい外気の流入が、ヒートショックを引き起こす因となるため、温かな室温を維持する目的で換気を止めて入浴される方法の選択もあることをご案内していました。
 夏場になると外気も温度が上昇していますので、換気をしてもヒートショックはありません。浴室の窓か、洗面所の窓を少し開けて、換気扇を動かして下さい。
 物理的に蒸気を外へ追い出しながら、こもった熱も外へ出しましょう。ユニットバスの種類によっては、涼風機能もついています。夜の冷気を扇風機代わりに入れることで、快適入浴につながります。パナソニック社のヒートポンプ式サニタリーバスコンディショナーを用いると、予備暖房・涼風・換気(トイレ・洗面・浴室)が付いています。

ピカピカ、カラリは水分の除去で

 最後の入浴者は、使用済みのバスタオル又は吸水モップでしっかり床、壁、浴槽の水分を拭き取って下さい。時間的には5分から10分で終了です。スポーツだと思って毎日行って戴くことが大切です。
 次いで、外気が雨や、湿度の高い日であれば、お湯を抜いた後では、蒸気の供給が止まっていますので、浴室の換気を止めましょう。浴室や洗面所の外気取り入れのための小窓も閉めて下さい。外から湿気が入らないように。
 次は、浴室入口のドアを全開したまま、洗面室と一体空間にして下さい。
 マッハシステムの換気風量をLからMに変更して戴くことで、洗面所の換気風量が増して、除湿が進みます。Hだと更に効果が上がります。ちなみにLが1時間当り100㎥、Mは200㎥、Hは300㎥、の換気風量です。
 浴室と洗面所の空間は30㎥程度の気積ですので、1時間当り3回~7回~10回の換気となります。除湿された空気が連続的に入れ代わり乾燥が進みます。
 扇風機を1台置かれて同時に浴室側に風を吹き入れられると完璧です。

基礎断熱と床断熱のちがい

基礎断熱と床断熱のちがい
(床断熱の場合)

 下の図をご覧下さい。

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①  押入の中の空気は静止空気層とも言えるので室内をエアコンで加温しても、押入の中まで暖房効果は及びません。

②  床下の0℃の空気は風が強い日には、常に外から0℃の空気が流れ込み床下から室内の熱を奪い続けます。

③  断熱材の内部の温度は、敷蒲団の直下が最も冷やされることになります。何故なら室内空気の対流の恩恵にあずかることがないため加温されないことになります。敷蒲団に水分が多ければ最も下に置かれた敷蒲団の中の温度が低くなりそのため結露やカビの原因となるようです。断熱材の厚さにもよりますが、床断熱の家では、床暖房でも入れない限り、スリッパなしで歩けば足裏が冷えると言うことです。一般的に床断熱は押入やクローク、壁際には暖房配管されていないので、押入の中は、この図のような環境となります。

アイ・ホームの基礎断熱とマッハ空調のベストマッチ
(アイ・ホームの場合)

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①  アイ・ホームの基礎断熱は図のようになっております。床下は外気を遮断する密閉構造となっており、冬の冷気は入って来ません。

②  床下には冬場暖気を絶えず吹き入れており、計画経路で室内に回収しています。よって床下の温度差は室温より、1~2度下がりますが、概ね21℃以上に保たれております。

③  加えて室内の循環空気、全館空調による暖気で床表面温度は23℃~24℃となっており、床暖房なしで温かな暖房空間が実現できることになるのです。

④  押入の中はマッハシステムでも空気の流れは阻害されますが、床下空間の温度が21℃前後と高い為(通気工法の基礎では0℃の時でも)1階床下と敷蒲団との間の温度差は小さく冬期、結露・カビはご心配いりません。

⑤  尚、外壁の断熱材と室内側のプラスターボードの間には一定の電気配線や通信配線の為の空気層が設けられており、押入内部に外気の冷たさが熱伝導より伝わりにくくなっております。

これにより、マッハシステムご採用のお客様には、押入カビでお困りの方はいないということになります。

ハウスダスト激減、お掃除ラクラク生活

 目に見えにくいハウスダストは、一般家庭の年間平均値として、1gの埃の中にダニが2000匹、カビが約3万個、細菌が800万個検出されたという調査結果があります。
 アレルギーの発症原因となるハウスダストを減らし、ご家族、別けても、幼い子供達の健康を守るためにも私達アイ・ホームの全館空気浄化システムの家造り技術がお役立ち出来ます。
ハウスダストとは

屋外からの空気を浄化して利用

 ハウスダストの1/3近くが屋外から室内に入っていると言われています。
 アイ・ホームの住まいでは、窓からの通風換気ではなく、第一種熱交換気扇を用いて計画換気を行なっています。一般的には一棟につき1台、又は2台の第一種熱交換気扇を用いて、1時間当り120~240㎥の新鮮空気を室内に取り入れています。
 この時高性能フィルターを用いて取り入れる空気を浄化した上で室内に流し入れていますので、外気を汚すPM2.5等の粉塵物質は97%程度取り除かれた空気を換気に利用していることになります。
 第二種(室内空気を機械的に給気して、排気は自然排気)、又は第三種(室内空気を機械的に排気して給気口は自然給気)のいずれとも異なる、正に安定した計画給気、計画排気が、第一種換気とされています。

室内の空気浄化

 さて、アイ・ホームのマッハシステムは外気導入後の空気を、冷暖房処理した後、全館にダクトで送風しています。
 この時、各室内に送風された空気は、一部(トイレ、シューズクローク、洗面所)からは、24時間約120~240㎥の計画排気を行っている為、室内の気圧は少しだけ排気圧を低くしてありますのでプラス圧となるように設計されている。よって隙間等からの空気の流入を抑える仕組みとなっています。埃も入って来ないことになります。
 更に、冷暖房処理の為に、空気を空調室内に24時間還流させる構造となっており、流量は1時間当り1300~2600㎥の大風量です。よって絶えず室内の空気が循環利用されることになります。尚、この時同時に新鮮空気120~240㎥が混合されています。この結果この環流する空気の室内取り入れ口に、電気集塵器を設置すれば大変効率的な空気の清浄化が図られることになるのです。

 データは次の通りです。

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モーニングアタックとは

 人は寝ている間は、部屋の空気が動かないのでハウスダストは朝までに床に落ち、たまった状態となります。
 朝、人が動き始めると、空気が動きハウスダストが舞い初め、これを吸い込んだ人が、寝起きにくしゃみをしてしまいます。これをモーニングアタックと言います。

モーニングアタックのない暮らし

 とにかく、アイ・ホームのマッハシステムは人が寝ている間も、室内の空気を動かし続けながら、強力な集塵器で空気を浄化し続けます。ちなみに、早朝の1㎥中の粉塵量は200個だったという驚くべきデータも出ています。結果として、ハウスダストが激減し、お掃除もラクラクであるとのご報告を多くの利用者の方から頂戴しているところです。因みに、高鍋モデルハウスの外気には1㎥中に10,000個以上の粉塵が舞っているとのこと。

アイ・ホームのマッハシステムでカビなし浴室新生活 (室内洗濯物乾燥室がついて来る)

 マッハシステムでカビなし浴室生活を実現しましょう。
 年末になると、大掃除の番組が人気です。特に、浴室の掃除では黒カビ、赤カビをどのように取り除くか、蘊蓄のある説明、実演と盛り上がり、今年も平和に暮れてゆくなーなどと、年末テレビ定番の風物詩となっています。
 さて、アイ・ホームのマッハシステムの家では、バスルームが朝起きてみるとピカピカのカラッカラになっている、正に夢のような清潔生活が出来るのです。

ピカピカ、カラッカラの秘密

 或るお客様からのご報告です。
 アイ・ホームからお引渡しを受けて初めての冬をお過ごしなのですが、どのような浴室利用なのでしょうか。
 「冬は寒いので浴室換気はしないで、入浴。最後の人は、お湯を抜き、浴室を拭き上げて浴室側の扉は開けて、洗面室の入口は閉めて出る」とのこと。浴室換気扇はストップしたままです。
 そうすると、ピッカピッカのカラッカラ。

マッハ工法の功能原理から

 アイ・ホームの家は高断熱、高気密の家です。特に、高気密(C値0.1~0.5程度)です。浴室換気扇を作動させると、室内が負圧になるので、浴室の小窓を少し開けて戴くことでスムーズな排気が可能となります。小窓を開けずに排気を続けると、ファンの音だけして、排気がスムーズにゆかない状態となります。又、冬の外気は冷たいので、入浴時の室内温度が低下してしまいます。ですから、ヒートショックを防ぐ為にも実のところ、換気をせず入浴する方が理に適っています。
 浴槽のお湯の水蒸気は室内に充満しますが、浴室の壁や天井は、マッハシステムによって22℃~25℃と温められており、結露の条件を満たしていませんので、お湯がかからない限りに乾いています。
 しかし入浴するとお湯40℃からの水蒸気が人の体表面からも多くの蒸気が空気中に放散される為、湿度が90%以上となり壁表面に結露が発生します。ウッスラとではありますが、水分は取り除かねばカビの原因になってしまいます。拭き取るか乾燥させる必要があるようです。
 さて、入浴後出入口を開放することで、洗面所の室内と空間が連続してしまいます。この2部屋の気積が20㎥~30㎥に対し送風設定「L」のとき換気量100㎥/hの空調室からの給気が連続的に行なわれると、1時間当り3~4回の換気が行われることになります。更に第1種熱交換器の排気口がここに設置されておれば、1時間当り40㎥~50㎥の排気がこの場所で行われることになります。排気だけ考えても1時間に1回以上の換気が出来ていることになります。尚、送風設定は「M」で200㎥/h、「H」で300㎥/hとなります。風量を高める程良く乾きます。

室内洗濯物乾燥室として長期利用の場合

 乾燥室と位置づけることを考えると、洗面室に2本の給気口を設け、送風を「M」設定すれば1時間当り400㎥の風量となります。1時間当り10.3回の高速換気となり確実な洗濯物専用乾燥室が出来上がります。給気口1箇所でも送風設定「H」で300㎥の風量は確保できますが、ファンの耐久性の面から「M」の200㎥までの利用が良いかと思います。よって2台で400㎥がベターです。
 ということで、これだけの換気が連続的に行なわれることで、浴室はカラッカラに乾きます。調温と除湿がマッハシステムで浴室と洗面所を温かくカラッカラにしてくれることになるのです。
 一方3種換気だと大風量でも、外気が排気量と同じだけ、冷気で浴室に入ることになり、浴室の気温は急降下、相対温度は急上昇となり浴室壁に結露してしまいます。ここにカビがついてくることになるようです。

ピッカピカは何故

お風呂
 これは、入浴最後の方の清浄力の賜、皮脂、髪の毛等をきれいに取り除き、熱湯で洗浄し、拭き上げて戴かなければ実現致しません。結論ではありますが、浴室のカラッカラは、マッハシステムで簡単に実現できます。
 ピッカピッカは奥様ご主人など皆様の努力次第と言う事でしょうか。

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