レンジフードは外気に直接接していますので、どのような工法で家を建てても夜間の冷えと室内の冷房で、レンジフード内の温度が下がると、フード内の相対湿度が上昇し、結露を生じることになります。
油煙等の付着物が有れば、これを栄養源とし、加えて水分の供給が結露でなされることとなり、カビが発生します。
これまで、問題化しなかったのは、ガス調理器で上昇気流による高温殺菌が行なわれていた為、結果的にカビの発生が抑えられたことによります。
レンジフードをきれいに保つには、掃除頻度は3ケ月に1回ということです。
ちなみに、アイ・ホームの全館空調では、夏場の室内が25~26℃に保たれておりますので、外気温が36℃で湿度80%以上の高温多湿時には、一般的な室温の高い家よりも室内が涼しい分レンジフード部分に外気が流入すると結露が発生しやすくなります。
むろん、一般的な家でもキッチン近房にエアコンの吹き出し口があり、冷房が効いていたら、同様な現象が発生しますので、マッハシステムだからカビが発生するのではなく、夏場に一般的に見られる、冷房時にレンジフードへの結露が生み出す副産物だと言えましょう。
レンジフードには昨今、お掃除機能の付いた製品も出ていますので、カビ対策の面からも利用しやすくなって来ているようです。
ともあれ、掃除頻度は3ケ月に1回ということで、楽しいキッチンライフをお送りください。