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アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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平屋人気から1.5階へ

 

時を重ねて、人々は平屋の住みやすさに気づきました。

 問題は、物が多い暮らしの中で、必要なだけの床面積を要求してゆくと、再現もなく家が広く、建築費が拡大することです。

 倉のある家がかつてヒットしました。1.4mほどの高さのある空間を床に設け、その上に生活空間を設定する方法です。必要なものを取り出すには、低い場所に倉があれば便利が良いことになります。

 一方、頻度の少ないものを1階の倉に収納すると、これが次第に増えて倉に溢れます。

 そこで、一階の高さを一部、2.1mほどに下げ、その上に屋根との空間の中に収納スペースを設ける方法です。これが1.5階建てと称するスタイルです。

図にすると以下のような違いが

 1.5階建ての場合は天井裏が収納となりますので、広く利用できる場合が一般的です。

 なお、天井の高さは1.8m程度を1階で利用すれば、1.5階の床面までの段差が低くなります。しっかり階段をつけると利用しやすくなります。

ダイヤステージ佐土原のご案内

 アイ・ホームでは下記、佐土原町役場下、児童公園近くに高台でありながら生活利便性に富んだ住宅地を分譲致します。

 

航空写真

分譲前の敷地写真

 

ぶん

分割予定図

分割は予定であり、変更される場合もあります。

一年の計は元旦にあり

 さすがは宮崎、1月というのにミツバチの姿がちらほら、陽気に誘われ出てきたのでしょうか。

 土作りの季節です。この寒い時期には春先の植え付けの為元肥や土質改良の消石灰を施し、耕運機をかけます。寒空にさらされた土の中には害虫もいますが、これが冷気で退治されるとか。それでも暖冬のようですから、どれほど効果があるのでしょうか。

 私の友人がニホンミツバチを飼っています。畑にも、家の周りにもミツバチの来る花を植えるようにと言われていました。

 私の旧宅も時間の経過の中で大きく様変わりしてきました。入り口に巨大化した「ツツジ」が、車の出入りの障害になって、切ってしまいました。後のことを考え、そこそこの高さで、花のいっぱい付きそうな植木や、草花を植えて「花咲かじいさん」としてミツバチに来てもらえる計画をたてることにしました。

カボチャ、ブルーベリー、キュウリなどが良さそうです。

 食べられる菜の花、油菜とも冬菜とも言うらしい。お正月なのにこの花盛り。今年はどんな年になるのでしょうか。

 家庭菜園の計画に実物、葉物に加えてミツバチの花も加えると、2023年が、少し豊かに思えてくるようです。

運のつく家

 昔のことですが、お客様からご相談があり、ご両親との二世帯住宅のご依頼をお受けしました。ただし、大きな課題があり、それは別居されているご両親にともに新しい家にお住まいただけるようにすることでした。

新しい暮らしのプランに、ご自分達ご家族と高齢のご両親のお幸せも加えて設計が進められました。

 家相とは家の間取りや方位などから、家に「吉相」「凶相」があるとする、中国で生まれた「風水」が日本で独自の発展をした考え方です。

 家相鑑定に用いる家相盤とは

この家相の説明は依代(よりしろ)とする様々な流派により異なっているのが実情です。実はお客様のご両親がそれぞれ頼みとされる「家相」教科書が異なっており、このままでは家が建てられなくなるのでなんとかしてほしいとの相談がありました。

 「田村さんなら」とのご指名でした。考えた上でこれはもう家相の専門家にお願いすることにしました。

 たまたま、知る人ぞ知るK様は、当時勤めていたS建設で家を建てられていましたのでご相談したところ、快くお引き受けくださいました。

 事前に事の経緯をお話して、できれば2つあるプランのうちの、こちらをおすすめくださいとご相談しました。

 親孝行な若夫婦の願いをぜひとも実現してほしいとお願いしました。

 パナソニックの創始者 松下幸之助氏は社員の採用にあたり、この質問をされたようです。

 「あなたは、運の良い方だと思っていますか?それとも運の悪い方だと思っていますか?」

 そうして「運の良い方だと思う」と答えた人を出来るだけ採用されたとのこと。

 未来に夢を持てるだけで、人は元気になれるものです。

 家づくりでも「運のいい家」があるとすれば、それはもう「運の悪い家」より運のいい家のほうが良いに決まっています。

 

 運命の日はすぐに来ました。

 高齢のご両親は、別居の原因は、お互いに頑固な方だったからのようでした。

今回ようやく和解の家づくりが進んでいたのですが、それぞれご自分の信奉する「家相本」に書かれた記述にこだわり、合意形成に至っておらず、残念な状況となっていました。

 家相の先生Kさんの第一声、今でも耳に残っています。Kさんは2枚の設計図を見たあと、

「いいですか、家は中に住む人の心がけで、良くも悪くもなります。」

よくぞ言ってくださいましたと、見る間に相談者は柔和な笑顔になられました。

「さあ、その心がけができたらそうですね、私はこちらの設計をおすすめします。」

と事前にお願いしておいた方を指さされました。「わかりました。」とお二人はすぐに納得されプランは決定しました。2人共、早く和解したかったようでした。

 家も完成したある日、工事関係者の数人を招いて新築祝いが開催されました。若いご夫婦、年老いたご両親、そしておむつを付けた元気なお孫さん。三世代の笑顔が忘れられません。

 宴もたけなわ、男の子は当時の設計には必ずあった「縁側」をおむつを付けてよちよち歩いていました。ふと気がつくと、新築の桧の縁側に大きな「うんこ」が!!

皆が「あっ!」といったところ、若主人はすかさず、

「いいウンが付きました!」

と言われ、大きな笑いが・・・忘れられない思い出です。

逆 体験宿泊体験記

 私の出身は山口県。昨日法事で帰省しました。いつもは車で出かけるのですが、前日、コロナの注射をした後でしたので電車で行くことにしました。

 当日の天気は、雪の予報で空(そら)には雪雲が黒い墨汁を流したように流れ、やがて白い雪がパラパラと舞い始めました。

下関は寒い海峡の街でした。

 兄たち夫婦の歓待に感謝しつつも、いつもマッハシステムの快適温湿度の家で、のほほんと暮らす身、体感する室内の環境の違いが驚く程、」鮮烈でした。

 兄の家は鉄筋コンクリート2階建て昔のこととて断熱材はなく、冬は外気温で思い切り冷やされます。特に床材は銘木ユス(樫木)で床下の冷えをよく伝えます。シンシンと冷やされていますので靴下は欠かせません。暖房のないローカやトイレ、浴室の寒さも相当なものでした。

さて、寝室には、思いやりの寝具が用意されていました。羽毛蒲団に起毛の厚手の毛布。ずっしりと、体を包んでくれます。

 

 空気は吸い込むと、冬の寒さが、そこで暖房用エアコンを稼働させてもらい「暑くなるようなら止めたり、調整するよう」にと言われ、床に付きました。

 寒さに備えて、ボア付き上下のパジャマでしたが、夜中、蒸し暑くて、目が覚めてしまいました。

 蒸し暑さは寝具の保温性によるもの。そこで上下のパジャマを脱いで再び寝ることにしました。エアコンは動き続けていたのですが、意外にもそれ程、室温は上昇しておらず、空気は冷たい感じのままでした。コンクリートの熱伝導率の高さがこの現象の原因のようでした。外気の寒さがコンクリートの壁から冷えとして伝わってきていました。

 それにしても、着衣や蒲団の工夫で昔は冬を乗り切っていたことを思い出しました。工夫次第で冬も快適に過ごせることを思い出しました。

 そこで、エアコンをストップし、蒲団の断熱性能に信頼を置くこととしました。更に、ボアのパジャマは脱いで、寝ることとしました。

うつらうつらしながら朝方には再び眠りに落ちました。

結論

 マッハシステムの住人は冬場旅行にでることは、控えた方が良さそうです。あまりにも恵まれた、住環境が禍(わざわ)いして、環境対応力が出にくいようです。

 春、秋の旅行か、空調設備のレベルが高いホテル等への宿泊をおすすめ致します。

 「逆もまた真なり」ということで、アイ・ホームの冬場の宿泊体験モデルハウスにぜひお泊り戴きたいものです。着衣の工夫、蒲団もだからといって必要としない、春秋用の一枚の掛け蒲団でOKな現実を「体感」されてみてはいかがでしょうか。

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