時を重ねて、人々は平屋の住みやすさに気づきました。
問題は、物が多い暮らしの中で、必要なだけの床面積を要求してゆくと、再現もなく家が広く、建築費が拡大することです。
倉のある家がかつてヒットしました。1.4mほどの高さのある空間を床に設け、その上に生活空間を設定する方法です。必要なものを取り出すには、低い場所に倉があれば便利が良いことになります。
一方、頻度の少ないものを1階の倉に収納すると、これが次第に増えて倉に溢れます。
そこで、一階の高さを一部、2.1mほどに下げ、その上に屋根との空間の中に収納スペースを設ける方法です。これが1.5階建てと称するスタイルです。
図にすると以下のような違いが
1.5階建ての場合は天井裏が収納となりますので、広く利用できる場合が一般的です。
なお、天井の高さは1.8m程度を1階で利用すれば、1.5階の床面までの段差が低くなります。しっかり階段をつけると利用しやすくなります。