宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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常識が変わるときコントが生まれる①

佐土原町町役場前の区画整理の立ち退きによる建て替えで、ご新築の方々から様々な感想を耳にしました。

某メーカーご入居のご老人から『室内の暖房は、しっかり効かせているのだけれど、あの吹き抜きの階段から「冷気」が下りて来る』とのこと。そう言いながら恨めしそうにその方向を眺めるご様子が、余程印象深かったようで、この話をされたアイ・ホームのお客様は気の毒そうにされながら2度もお話しをされました。

一方ご近所で、新築されたアイ・ホームのお客様は、4棟程あるのですが、マッハ空調をご採用で、全館空調による部屋ごとの温度差のほとんどない暮らしをお楽しみです。

とはいえ、地元でありながら、アイ・ホームをご選択戴けない事実を厳粛に受け止めねばならないと考えたことでした。その問題点は、品質の高さは認めるが、アイ・ホームの家は坪単価が高いのではないかとの懸念ではないかと推察するところです。他社がアイ・ホームと競合すると「アイ・ホームは高い」と口を揃えるのも困りものです。

①坪単価の差はデザイン上の差であり、贅沢はしない方が経済的にはプラスとなる

②坪単価の差程、住宅性能に差はないはずである。建築基準法や長期優良住宅の定める性能をクリアすれば十分であるはずだ。

③通風や日当たりを設計的に活かし、ナチュラルな暮らし方で、暑さ寒さはエアコンやストーブをうまく利用する事で、これまで通り暮らせるはずである。一定のエネルギー消費は仕方がないが、その中で、我慢しながら工夫して(着衣の調整、湯たんぽ、炬燵など)暮すことは美徳である。という価値観。我慢の美徳などです。

非常ベルの話

アイ・ホームのモデルハウスにはセコムが設定されています。或る時、社員が鍵を開け、展示場に入場した後、セコムを解除しなかったところ、非常ベルが鳴り始めました。けたたましい警報音に慌てた社員は、狼狽し戸外に飛び出してしまいました。ところが戸を閉めて外に出ると、室内であれ程大きく聞こえた警報音が、小さくしか聞こえなかったとのこと。

やがて駆け付けたセコムの担当者に「非常ベルは外に付けないと意味がない。他人に助けを呼べないではないか」と訴えたところ、「この家は特別です。」一般的な家では充分外に鳴り響く音量との事。「だからと言って、室外に非常ベルを設置するのはこのような密集地ではご近所迷惑というものです」との事でした。

トリプルサッシで、分厚い断熱材に包まれたアイ・ホームの住まいならではのエピソードではないでしょうか。
アイ・ホームの住まいでは、室内の音は外に伝わりにくいと言えます。助けを呼ぶときは「窓を大きく開け放ってから」というのがアイ・ホームの住まいの常識です。

地熱活用住宅の?

①一般的に地熱は地球内部のマントルなどの熱源に由来する熱エネルギーのことを言う。

住宅販売での「地熱活用」は単に基礎直下の土壌の温度のことを差し、これは地中熱のことで「地熱」とは別のものということになります。

地下水位の高い場所では、その地下水の温度と基礎表面温度は近くなります。

この時の地中熱は地下水の温度とほぼ同等となります。夏場床下空間が密閉基礎の場合、室内の空気が床下と行き来できるようだと、温度差のある冷やされた基礎床面に大量の結露が発生することが想像できます。

②夏は冷たく冬は温かい地中熱

年平均では、九州南部は20℃と云われる。

地中熱を利用するには、10mの深さがあれば一年の平均値の温度を利用できることになるようです。

ですから、利用の為にはボーリングして地中の熱を利用する工事が必要となります。

単に床下が年中温度変化が少ないと理由で、冷暖房効率が向上する床下利用という事では科学的な根拠が脆弱となります。

③このような訳で、一般的にこのような地中の熱を表現する熱のことは、「地中熱」と表現することの方が正しい用語の用い方となります

場所によっては地下水位の高い場所があります。

例えば、高台に隣接する平地では井戸を掘ると、すぐに水が出ます。このような所では地表近くを地下水が流れ基礎のコンクリートが年中冷やされています。夏は15℃近く冬は12~14℃程度になります。

夏場には、上記図のように結露水の水がタップリ溜まってしまうこともあります。アイ・ホームではこのような事を予想して、あらかじめ基礎床下に全面断熱材を貼り付けて床下の基礎の冷えを防ぐ施工を致します。

④10mの深さまで、熱交換用のパイプ.ダクトを通し、周囲の土壌の冷たさで、パイプ内を流れる冷媒用のガスを冷やす方式の地中熱利用のヒートポンプのエアコンというものがあります。この場合地下水が流れていると、熱交換がスムーズにできますが、土が乾いていると熱がすぐに飽和して熱交換の妨げになってしまいます。

10年程前に開発・販売されたのですが、現在は商品開発もストップされているようです。

アイ・ホームが逆転

ウッドショックで木材価格が大幅に値上がりした。

これまで高品質(強度・耐久性・耐蟻性)で集成材よりも優れていたが、価格面では高額だったアイ・ホームの使用するウッドワンの「Jウッド」が、今や総体的に安くなっている。

国産材やカナダ、米国輸入材の値上がりはすさまじく、今後1年以上高値安定となりそうです。

ウッドショックでローコスト住宅がいつの間にか高コスト住宅になっていました。1年前に較べると、30坪の家が150万円~240万円値上がりしたことになります。

ローコストメーカーの中では年間の取引価格を低価格に取り決めているので、大丈夫と言う所もいるそうですが、取引先のプレカット会社の土場には木材が一本も見当たらず、高額で購入してくれる会社に品物は流れているようです。

この頃、青島に簡易宿泊施設として3棟のご契約をいただきました。

この3棟は宮崎県産材の良さを広くアピールする為の補助金を利用して建設されますが、この補助金がなければ,Jウッドで建築した場合より、一般材の県産杉で見積りした場合の方が高額となってしまう程、ウッドショックは大きかったのです。

Jウッドでは、日本の企業がニュージーランドに植林、育林した上で計画的に伐採、出荷する製品です。

日本国から国産材として認定されている製品は一貫生産品であり、自己完結する日本国内向けの木材です。

コンテナや運賃の値上がりはどうしても避けられませんが、木材価格が高騰したからといって便乗値上げをせず、従来の顧客に変わらぬ供給を約束してくれるウッドワンのお陰で皆様に価額の大きな負担増はありません。

先頃、ニュージーランドが、たった1人のコロナ患者でロックダウンになりましたが、長引けば品不足となることもあります。

構造材以外の木材ですが、こちらは値上がりしていますので、既にご契約のお客様には価格はそのまま、今後のお客様方のご負担が少しだけアップしてしまいます。

Jウッドは強度では集成材、ムク材と比較して2倍~1.5倍程度の強度が大きい。

更に耐久性では、防腐処理されたEX材は接着面の強度が300年との研究報告があります。

又、防蟻性能はアイ・ホームのターミダンシート工法と組み合わせで20年保証でご提供できるJウッド工法となっております。

今後供、家という資産価値を守るアイ・ホームのJウッド工法をよろしくお願い申し上げます。

幸せに気づくとき

事務所に来客があると「ワアー」という声を上げて人が入ってくる。外は燃えるように暑いが、事務所内は、実に快適なのである。

マッハシステムの冷房は、キンキンに冷やすのではなく、高原の涼しさなので、暑い戸外から、ドア一枚で、爽やかな空間に身を置くことになる。そこまでは、あたり前の冷房効果。一日中事務所内で仕事をした人が、昼食時に、一斉に外に出てゆく時、「ワアー」と言いながらでてゆく。天と地の差があるとはこのことである。

幸せは、その只中にある人には気付かれないものである。それどころか、特別に暑い日に、マッハ空調の効果がギリギリになった時「少し暑いようだ」と不快な思いに駆られることになる。

住宅においても、こうした限界状態を解消する為、サブエアコンをおすすめするようにしています。

炎暑の日や極寒の日、このサブエアコンを稼働されますと、メインエアコンと同時使用により冷・暖房効果はしっかり担保されることになります。

更に良いことは、2台をゆっくり稼働させることで、消費電力料金も削減することが可能となるのです。

加えて、メインエアコンが故障した折には、サブエアコンが冷・暖房効果を代替してくれることとなり、お客様にとって、実用的なご提案となります。加えてアイ・ホームも緊急事態に少しゆとりが戴けるように思われます。

空調といえば、部屋ごとの個別空調を想像される方が多いことかと思いますが、マッハ空調は全館空調ですので、エアコンは、一般的に一台で済みます。

更に、家自体の断熱性能がこれまでのものとは段違いに高性能になっています。このような家造りの基本が変化することにより先のような事態が生まれて来るのです。

ちなみに、マッハシステムによる全館空調では、年間の冷暖房費が3万円程度、エアコン代のみですが、これも常識はずれですね。

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