宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

月別ブログ一覧

カビの季節を快適に

 先日NHKのテレビを見ていると、カビのない暮らしについて特集していました。

風呂場のカビ対策です。

 浴槽のカビについて、まず入浴後に室内の湿気を外へ出すための換気について

◎問題点

①のマドから空気が入ってくるが、外気にはカビの胞子が混在しており、これを呼び込むこととなるので問題である。

◎問題点

③の浴室内へのドアを全開すると浴室の湿気を室内に呼び込むこととなる。

◎問題点

②の天井換気扇を稼働させることで、①の浴室の窓から外気を呼び込むこととなり、大量のカビ胞子が浴室内に入ってくることになる。

解決案

一般的な家の場合はNHKによると、①の窓を少し空けて、③の浴室のドアは閉めて浴室の②の天井換気扇で換気を続けるというものでした。

アイ・ホームが提案する6月の浴室カビ対策

 浴槽の水を排水後、以下の手順となります。最後の入浴者の方は、使用したバスタオルで浴室の水分を拭き取る。

私の作業手順は以下の通り。

1.写真の水切りワイパー(ガラスクリーン)で床面や浴室の壁面の水滴をかき落とす

2.家族の使用済みバスタオルやハンドタオルで浴室の壁面や床等の水滴を拭き取る

3.マッハシステム(全館空調)の場合は浴室入口のドアは全開してください。隣室の洗面所の全館空調の送風ファンの風量を最大化、中速で使用する。

解説

 実際にこのようにして毎日過ごしていますが、今13年目です。黒カビ、赤カビは見当たりません。

石鹸カスや皮脂などが浴室の隅についていると、カビがつきやすくなりますので、中性洗剤や、酸性洗剤などでしっかり目で見て「きれい」となる程度に洗浄してください。

 毎日のことですが、バスタオルで水分を拭き取ってしまうだけでもカビは出なくなるようです。

 洗面室には換気用の空気が次々に押し込まれています。再熱ドライで除湿された空気です。

浴室とは開放された扉で空気は繋がっていますので、湿気は乾いた方に移動しますので、乾燥が進むことになります。

新しい浴室乾燥システム

マッハシステムでは、実証実験をします。DCファンによる送風を浴室に吹き入れることで更に効率の良い乾燥を実現する試みです。

省エネ最前線

 電気代の高騰で皆さん省エネに目覚められたことでしょう。

 省エネの具体的な方法を放映するテレビ番組も多くなっています。

 マッハシステムは全館空調なのに冷暖房費が節約できる、これまでの常識を破る工法として認知されてきていますが、生活の工夫によって更に省エネを実現できることを、実際のデータでお示しします。

①ただし、前提として、生活している家を対象にしたデータであること。

②次いで、様々な測定用機器が設置してありますので、一般のご家庭よりは余分な電気を消費している家となっています。

③更には、二世帯住宅として建設された測定対象の我が家は、家の広さが約65坪(吹き抜け算入)となっており、かなり広い家となっています。

 今年度6月が始まったばかりですが、1月から6月までの電力消費グラフを表示します。

全体

エアコンのみ

今年の冷暖房で見ますと、大きく前年より削減できています。

さらに、実現された室内環境の温度湿度は

快適に保たれています。

暖房の場合

①日中の太陽熱を窓から室内に取り入れる。この時エアコンはストップ

②夜は冷えるのでエアコンを稼働させますが、できるだけ家屋が暖かいうちに暖房を稼働させることで、エアコンの起動電力を少なくする。

③夜は、窓のシャッター、カーテンをしっかり下げて外気の冷えを室内に入れないようにする。

④エアコンの暖房設定温度を26度の方は23度へ

25度の方は23度へ

24度の方は22度へ

といった具合に、皆様の家々によって異なるでしょうが、とにかくエアコンの暖房設定温度を、2℃程度下げてみてください。

さて、その他の生活のための電力は、こまめな消灯やとにかく無駄な電気を使わないように心がけることで、確実に省エネが実現可能となります。

昼間お出かけの時に、ぜひおやりいただきたいこと。

①窓のカーテンを閉める。

②窓のシャッターを閉める。

③窓の外によしずを下げる。

 

窓からの太陽熱の入射を防ぐことが第一です。

冷房のエアコンは、必ず稼働しておいてください。経験的にエアコンの設定温度を何度にするか調べて、できるだけ冷えすぎず、快適冷房となる適温で冷房を行ってください。

今年の冷暖房で見ますと、大きく前年より削減できています。

さらに、実現された室内環境の温度は

快適に保たれています。

 

 

除湿はエアコンor除湿器どっち!

 アイ・ホームの設計士が自宅を建てました。6月引渡しの現場に共通することですが、引渡し時期に雨が多く、外気の湿度が高い日が長く続くため、なかなか基礎の水分が抜けません。

 一見すると基礎の表面は乾いており、とてもこの基礎から大量の水分が放出されていると気付く人はいません。

アイ・ホームの設計さんは現場の管理については一級建築施工管理技士の資格を持っている人でいたので、完成した我が家がそのままでは湿度100%では困ることに気付きました。

 コンクリートは打設後、2年間程かかって乾燥が進みます。ある大学の先生から完成時には一棟の家で約1t(トン)の水分が基礎に含まれているそうです。だから出来立ての家の湿度が高いのは当り前なのです。

 そこで社員さんが利用したのが貯水タイプの室内設置可能な除湿器でした。稼働させて満水になった水を室外に何度も捨てて、完成邸展示会を迎えました。

 展示会当日、オープン時の湿度でした。私(田村)はさっそく全館空調マッハシステムのエアコンを除湿モード40%に設定して除湿を開始しました。夕方5時の時点で湿度は66%まで低減しました。エアコンの方が室内の湿度を低減させる能力が圧倒的に高いようです。

 理由、室内設置タイプの除湿器は除湿用の吸着コイルがエアコンに比べても20分の1程度しかなく、エアコンの室外機の規模は20倍以上40倍程度となっております。更に電気代も全館空調マッハシステムでは4.2Kwタイプのエアコンを冷房で稼働させた場合に、現実的に消費する電気代は1時間当たり400~500w程度となる高効率の運転が実現できます。

これからの梅雨時には全館空調マッハシステムの除湿能力が大活躍。もちろん室内干しは当たり前。

結論

埃のないダクトの秘密

 私の家では図のように床下から空調スペースからダクトを引っ張り、部屋の隅に立ち上げ、図のようなボックスの上部から送風された冷暖房用の空気を室内に送っております。

 送風された空気の中にも除塵された後の綿埃のような微細なものが含まれています。14年も経た我が家のダクトカバーを開いてみましたところ、送風ダクト内を運ばれた微細な埃が、立ち上がっているダクトの高さより下の扉の隙間に散見されました。

 ダクト内には絶えず空調のための空気が流れています。だから、微細すぎる埃はダクトから吹き出され、ダクト内に貯まることがないのです。

 そのことで、ダクトの立ち上がりより低いところに、降り積もり蓄積された綿埃が、扉の隙間にくっついていました。

ダクトの中はカビだらけ?ではなかった!

 全館空調マッハシステムのダクトの中を配管カメラ(ダクト内を撮影する機材)で撮影致しました。

カビ→無し

埃り→無し

 これ程、キレイだとは。取材の方も驚いておられました。

何よりもアイ・ホームのスタッフですら、これ程も美しいとは思っていなかったようで改めて感嘆の声が上がっていました。

14年間使用のマッハシステムの家

ダクトの中を見てみました。

 アイ・ホームの全館空調マッハシステムの家、既に14年を経過。実は私の家のことです。今日は6月9日ですが、記念すべき日となりました。全国のマッハシステム加盟店には何よりの営業ツールとなることでしょう。ダクトの中は10m以上カメラを入れて見ましたがどこにもカビは見当たりません。更に他の業者の方が声を大に埃だらけだと言われたダクトの中は全く埃が見当たりませんでした。

 

撮影スタッフEGOスタジオの松原様

ダクトに入れるカメラ

ダクトにカメラを挿入中

ダクトの中

 マッハシステムのダクトはカビだらけ、埃だらけという説明を他社の営業さんがされたら「さすが」と讃辞を送り「静かに遠ざかる」ことが大切です。その方は嘘をついている自覚はありません。

 いきっと「カビと埃だらけにちがいないと想像して、お客様の為に、心からお訴え」されているようなので。

 アイ・ホームの全館空調マッハシステムは14年使用しても埃もカビも見当たりません。

月別ブログ一覧

過去の投稿はこちらから 家づくりblog毎日更新中!! おもしろいからぜひ読んでみてね
来場予約 資料請求