宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

月別ブログ一覧

思い出した父からの借金

 創業を決意して、父に計画を話したところ、

「お前は、何歳になった?」と問われた。

「39歳」と答えた。

しばらく、間があったが、

「わかった、やれ」と言ってくれた。

 サラリーマンだった父も昔、製材業で独立したことがあり当時の自分よりも若い私の決断に感慨深い思いが湧いていたのだろう・・・と今にして気が付いたことです。親からは心配な息子の未来、どのように見えていたことでしょう。

 それでも息子は、資金が必要なので、少し貸して欲しいと頼んでみたところ、

「いくらだ」とのこと。

あまり無理も言えないので、

「200万円」と言うと、

「よしわかった」と返事が返ってきた。わりと軽く返事が返ったので、もう少しはと思い、

「車買うので、あと200万円」と言うと、

「そこまでだ」とのことで都合400万円借りての事業スタートとなりました。

自己資金は200万円だったので、スタート時の自己の出資金は父からの借り入金で600万円となりました。

 事業をスタートしてからは、只々忙しく、1年目が過ぎ、2年目となるころ、父は急に体調が悪くなり、闘病の末半年ほどで癌でなくなりました。

 その後夢中で働いて参りました。時々は親しい人にこの父からの400万円を借りてスタートした話をしてきましたが、ふと妻とこの話をしながら

「そう言えば、あのお金返してなかったね」と思い出しました。

 人の良い父はそのことを一言も私には言わなかった。

「お前はいくつになったか?」

「はい、72歳です」

あの時の400万円の借り入金に気がつくのに33年経ってしまいました。今や不肖の息子は白髪になってしまいました。

あと4年で父の亡くなった76才になります。

蓄電池付モデルでは?

 アイ・ホームのイオンモール近く新別府町「まちなか展示場」での台風14号の被害は甚大で、停電が広範囲、長期に及びました。ということで、新別府町も「停電」になりました。

 社員さんからの報告では、AIが停電を感知すると自動的に「冷蔵庫、テレビ、リビング」を蓄電池からの放電でカバーできる仕組みになっており、数日間は見事に停電復旧まで電気が使えたとのこと。

 尚、一般的に太陽光発電は、緊急時には1500Wの利用が可能になっていますが、「自立運転モード」に切り替え、ブレーカーを落とすなど、色々手順が必要です。

 この頃の太陽光発電では自動切り替えとなっており、日中は1500Wまでの電気の利用が可能となっています。実際にお客様から「自動切り替えで助かった」との喜びのご報告もいただいています。

 今回のように停電が長引くと、蓄電量が不足する場合もあるのですが、日中、台風一過で晴天になることが多く、使いながら充電も可能ですので、なんとかなるようです。

 佐土原町や高鍋宿泊モデルハウスは、蓄電池のボリュームも10kwhと大きく、申し分ない備えとなっています。更にV2Hもありますので、EV(電気自動車)からの逆通電が可能となっています。連続して曇天や雨で太陽光からの蓄電が不可能でも、4日間は生活可能です。

 尚、この間先のように蓄電池のボリュームのある、更にV2Hのある展示場は、晴れてさえいれば、家でのオール電化生活も、車への通電も何日でも可能ですので、生活するのにまったく不便はありません。

O様ご家族宿泊体験記

この度は誠にありがとうございました。

ぜひ、アイ・ホームのマッハシステムで家をお建て頂き、

倅殿に毎日元気でお暮らし頂きたく存じます。

いない、いないバー

 年を経て回りを見ると、あれ程共に育った友達がどこにも居ない。転校や進学、就職、転勤で、生活の場もそれぞれに移り変わって今である。

 ようやく数える程の旧友は、思い出せるが、その人達と、特別に会って話すこともなく、皆、それぞれの暮しに忙しいので交流はない。

 散髪屋のS君だけは、月に一度会って、散髪の時間程話をする。

店のある町に、住み続けているS君に聞けば、町内に住む旧友達の様子はなんとなく分かる。

「誰だったかな~」

「そんなやつ居たっけ!?」

などと話が弾む。

「ところで、俺たちの話も誰かがすることあるのかな」

「あるもんか、あってもそこは『いない、いないバー』だよ」

年に12回、10年で120回。50年で6000回S君とは会って6000時間は話したことになる。

 散髪にだけ行くのではなく、旧友の消息や、季節の食べ物、人生の苦楽を何の遠慮もなく話せる「贅沢な時間」を持てる散髪屋さん。

「あったらいいでしょう!!」

私にはS君の散髪屋さんがアル、アル、アルよ!!

ウッドデッキから樹脂デッキへ

 管理のしやすさから、ウッドデッキを樹脂デッキに変更させて戴いております。

 ウッドデッキの質感は最高に良いのですが、定期的なメンテナンスが必要になります。キシラデコールなどの浸透性の塗料や、皮膜タイプの油性塗料を年に一度ぐらいのペースで塗り重ねなければウッドデッキは長期使用が不可能です。

 一方樹脂デッキも劣化は免れませんが、ほぼメンテナンスフリーとなります。それでも、デッキの凹みに埃が溜まり、コケなどが付着したりします。こちらは高圧洗浄することで、ほぼ新品状態に見た目が復帰致します。

庭と一体の生活感は季節の移り変わりを、陽光や草木の様子から感じ取れる面が魅力です。

 この頃は、家が箱のようになり、外(庭)と繋がらないタイプも増えてきています。ウッドデッキや樹脂デッキのある家で、お庭も少し楽しめるような家づくりがこれまでの一軒家のイメージでした。時代と共に当たり前のように言われた「シンボルツリー」など、後々大木になって厄介だと思われる時代となってきているようです。

月別ブログ一覧

過去の投稿はこちらから 家づくりblog毎日更新中!! おもしろいからぜひ読んでみてね