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性能よりデザイン

 目に見える「デザイン」に、人は注目しがちです。

 良い「性能」とは、当然もれなく付いて来ると勘違いしている方が多いようです。性善説の方が陥りやすい勘違い。

 車などの工業製品は一定の安全基準、工業規格等で品質において、マイナス方向での差はあまりないようです。

 一方、家づくりにおいては、現場毎に、条件がちがいます。基礎のコンクリート一つ取っても、冬場と夏場、お天気、気温で養生方法、期間に差が生じます。

 「性能」はデザインに比べて一般的に見えないものです。先程の基礎工事の基準を建築会社にお尋ねになってはいかがでしょうか。

たぶん、即座に回答があるケースは少ないと思います。

 若い方々が、この工事内容に関心を持たれたら、住宅建設性能表示(設計内容を国がチェック)、住宅性能建設評価(設計通り建てられているか国から依頼された第3者がチェック)といった仕組こそが大切であることに気付かれるはずです。

基礎の強度に大きな差が出る施工方法など、もっと関心をもって戴きたいところです。

 

見た目の良さが品質を保証するか、否かはことは生活者が日頃体験できる事象にも多く、こうした体験によって「見た目ではわからない事もある」と学ばれる方が多いと思います。

 しかし、家づくりは一生に一度の方が多く、イメージ、デザイン優先で、良し悪しを判断されると大きな過ちを犯すことにも成りがちですので、ご注意ください。

宮日新聞に掲載されました。

マッハシステムは、大風量少温度差空調

 ◯◯空調は大温度差少風量の全館空調です。

温度差のある空気で冷暖房しないと効果が出ないことになります。

 

 一方マッハシステムは全体で1500㎥/h~4500㎥/hの換気風量がありますので、言い換えれば空気入れ替え方式です。快適な温湿度の空気を丸ごと入れ替える方式ですので、全室がまんべんなく空調できることになるのです。

 

日曜日、朝の人気TV番組で○○空調はダクトが長いと?

 全館空調のコマーシャルが大がかりになっています。それだけ高い人気があるということでしょう。

「◯◯空調」の会社をTVで取り上げていました。

「エアコンから直に温度調節した空気が各室送風されています」

「このダクトが短くなるように設計しているところがポイントです。短いので冷房時の空気が冷えたまま、各室に送風されるのです」

と紹介の弁。

 

???短いからということは長くなると効かないことになります!

 エアコン本体の送風量は最大で800㎥/hぐらいとなります。800㎥/hで送風すると音が大きくなったり、機材の摩耗が早く進むこともあり、一般的には600㎥/h程度で稼働させることが多いようです。

結果として600㎥/hを分配しますので15箇所に送風すると1箇所で40㎥/hの風量となります。

 1人当り30㎥/hが必要換気風量と言われますので、これでは一部屋に40㎥/hの送風では2人在室すると60㎥/hの換気が必要となりますので、1人の場合は問題ありませんが、2人だと20㎥/hの換気不足となります。

「坪単価」とは?

 お客様方が目安とされる坪単価とはどのようなものでしょうか。

 

 家を形造る「物と工事」の費用の合計と漠然と考えになられているでしょう。

 会社によっては基礎工事代が別になっている会社もあります。更に基礎工事の前の地盤改良工事を基礎工事と位置付け地盤改良を含めて基礎工事代として提示している会社もあります。

 そこで問題となるのが見えない費用となる地盤改良費ですが、この費用を過大に請求する会社もあります。ご注意ください。

 ソイルセメントでの地盤改良代金は一般的に30坪の平屋の場合、50万円~90万円程度ですが、某メーカーでは180万程度計上されているようです。

 地盤改良代は一般的には家代から分けて計上されていることが多く、事前に地耐力を調べることで、地盤改良が必要かどうかが明確になります。

あるお客様などは、必要もない地盤改良費を含めて、ご契約後、改めて、他社からの指摘で改良が不用となったことを聞かされたことがありました。

 知らないことに乗じて過大な負担を強いられるかも知れないことをお知らせ致したく、ご案内いたしました。

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