調湿性能の高い珪藻土や土壁を用いることで、室内の湿度の上昇や乾燥を防ぐことが可能かのような家づくりがあります。
梅雨時の高湿度を除湿機で調湿してみると、数時間でタンク内に4ℓとか2ℓの水が溜まります。
この大量の水を除湿機で取り除いても、家の外から、台所や浴室からの湿気は次々に供給されて来ます。対策として塗り壁が有効だとする考え方もあるようですが、厚み2㎜程度の塗り壁ではこの大量の水分は取り除くことは到底不可能だと想像できます。この大量の水でおわかりいただけることでしょう。
タンスの中に入れる除湿材や、住を用いた除湿アイテムなど、利用すれば、すぐに満水状態に吸湿してしまいます。
無限除湿にはエアコンを用いるのが一番です。そのことについて以下・・・
エアコンが取り込んだ湿った空気を、冷やして結露させ、室外に連続排水。その上で、水分を取り除いた空気を、暖めて適温にしてカラットした空気を室内に吹き込む方式が「再熱ドライ」方式といいます。
省エネのために、室外機の排熱の一部をこの時利用して省エネにしています。