宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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地震が多いようですが

 震度6強になると、固定していない家具は全て倒れる。大きく移動する。

人は立ってはおられず、はね飛ばされるか、這って移動するかしかない。とんでもないということです。

 大きな高さのある家具、ローチェストでも上に物を置いたりしないようにし、ローチェストも何らかの方法で床に固定しておくと安全です。

 熊本の地震では、大破、半壊なし、小破程度で済んだのが、耐震等級3の家づくりです。

アイ・ホームでは全て、この耐震等級3で全ての家を建ててあります。一応、小破までということで安心だと言えるようです。

①番に水、 ②食料、 ③燃料など

備えておかなければ困ります。

備蓄すべき①~③をまとめてストックし、更には管理する必要があります。

水は1人当り3ℓが目安だと言う。

4人家族だと・・4×3ℓ×10日=120ℓ・・必要です。

500mlのペットボトルだと、240本となります。

備蓄用は、5年が賞味期限、一般的なペットボトルは、1年~3年だという。

相当なストック量となりますので、住まいの設計時に一定のスペースを用意すべきだと考えます。

①食料は、「乳幼児」「高齢者」「妊婦」「持病がある人」「アレルギーのある人」など、特に注意。

 

②燃料は、カセットコンロ、炭、練炭、七輪など。

タタミ2枚程度の広さで、高さ2.5m程度のスペースがあれば、なんとかなりそうなストックヤードとなることでしょう。

地震・カミナリ・火事・おやじと言いますが、今では「おやじ」は全く恐がられていません。「おやじ狩り」でいじめの対象に成り下がってしまいました。こちらはどのように用心したらよいのでしょうか・・・。

高齢者の人の住室内での事故は?

 高齢者の事故は70%以上が住宅の居室というデータがあります。

 何より、段差の解消です。それも大きな段差ではなく、カーペットやジュータン等で出来る小さな段差です。しっかり床に固定して浮き上がりに、つまずかないようにしなければなりません。

 スリッパは脱げやすく、かかとが浮いたようなすり足ですべったりします。素足だと、感触でこのような段差に気づくものですが、家具や扉に足をぶつけないようにしなければなりません。

 アイ・ホームのマッハシステムにお暮しの方は、ほとんどの方が素足で暮らされていますが、実際足をぶつけて困ったと言われる方は、あまりおられません。

 私も、マッハシステムの家に住み始めて4年になりますが、一度ぐらいでしょうか。家具に足をぶつけて痛かったことがありました。

 家庭内事故が居室で多いのですが、足がちゃんと上がって歩いているか、そこが大切なところのようです。

 医学的には「散歩」をおすすめとのことです。ムリをしないで春の芽吹きや、風を感じて散歩にでましょう。結果として家庭内事故が減らせたらと願っています

 これだけのデータがあれば、どのようにしてリスクに備えるべきか考えなければなりません。

 先に問題とした死亡に至る原因となれば風呂場でのヒートショックや転倒が一番になるのですが、死亡までゆかない事故は発生していますので件数で整理した結果が先のグラフになります。

 台所、食堂の部分での事故は全体の17%となっています。若い時の約半分です。年配になると火を使う手のこんだ料理よりも、チンとか、出来合いの総菜で食事を済ますことが多くなるからでしょうか。

 居室については、全体の45%が65歳以上の人の事故発生場所となっています。

 動きの鈍くなった老人はつまずいたり、物にぶつかったりして事故になってしまいます。この頃多い事故はマンションの玄関ドアやリビングドアが高層になる程、風や気圧の影響で突然激しく開閉して打撲負傷されるケースが増えているようです。

 それは見晴らしの良い南側バルコニーに向かった窓を開けているとき、北側から強い風がマンションに吹いていると南側が気圧が下がり、室内の空気を強く引っぱることによるものです。

 又、その南側からの風でも同様のことが起こるようです。

 以上のように高齢者の事故要因は様々な原因によるものとなっています。アイ・ホームでも皆様の健康の状態をよくお聞きして少しでも安心安全の暮しがなり立ちますように、これからも努力して参ります。

2021年ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー

 

 新型コロナウイルス予防対策の観点から、表彰式に代えて、雑誌「近代建築」5月に掲載されるとのこと。

 住宅性能表示の断熱耐久がこれまでの等級4の上が出来ました。とりあえず5です。

 この5の随順は「ZEH基準」相当となります。

 等級6及び等級7は付加断熱が必要となります。

 今年は断熱材の仕入れ価格が上昇。

性能を担保するには、どの断熱材を利用するか、経済性への配慮も大切な時代となりました。

孤独死の多いマンション

 隔離された空中空間のマンション暮らしでは、ドア一つで外界とつながっています。新聞や牛乳といった目に見える物が積み上げられていれば異変に気付くことが出来ますが、自動引き落としで電気代、ガス代が支払わられ、めったに郵便物の来ない住人などはマンション内で突然死したら発見に時間がかかります。

 貸家のオーナーのリスクとして孤独死があります。清掃、事故物件としての入居者からの忌避などリスクがありますので貸家のオーナーはこうしたリスクに備えなければなりません。

「大家の味方」などと言われる保険商品があります。入居者タイプの孤独死保険もあります。こちらは「無縁社会のお守り」などと言われる保険で家賃の損失200万円、現状回復100万まで、遺品整理費用までとなっています。

 マンション入居者に孤独死保険は必修ではないでしょうか、マンションがいつの日か「観音さん」みたいに解体される前に一人の人間として命の終わりも来るわけで、この「人生の解体積み立て金」もご用意されることを他事ながら、よけいなおせっかいということでしょうか。

 そのとおりかも!

マンションはいつか観音像

 淡路島に建てられた「観音さん」が国費8億8000万かけて解体される。

 マンションの未来も似たような運命のようである。

修繕積立金はあるが、解体積立金はないのがマンションの実体。

 地価の高い都会なら最終処分の原資に土地の売却額が充当できますが、宮崎の地にあって過疎の進む状況下、未来の土地価格は50年後には今の半額以下かもしれません。

 所有権者は住人死亡後相続人に移行するのが一般的ですが、相続放棄されたら、いつの間にか国の負の財産となってしまいます。誰も相続人がいなかったので「観音さん」は国が所有者となり解体しなければ劣化で崩落する恐れから周辺の住人の暮しを守れなくなったということです。

 最後の所有者がババを引くことになります。

 過疎化マンションでも同じことが起きます、高年齢化が進み、住人の50%以上が65歳以上の高齢者となったマンションは山間の限界集落と同様のマンションの維持管理のできない共同体としての生活機能を維持することが「限界」に近づいてしまうことになります。

 修理しなければ外壁タイルが落下するかもしれません。建物である以上、観音さん同様最後は解体しなければなりません。

 更に、管理人の役を担う人が不足して都会ではマンションの住人が自らこの役をしなければならなくなったり、代行業者も長時間労働の管理業務につく人の確保が出来なくなっているようです。

 管理人のいないマンションの保全がどのようなものとなるか想像してみて下さい。宮崎の加納にはエレベータ―ホールに照明のついていないマンションがあります。歩くと妙に足の裏がふわふわしたので何如だろうと見てみると、捨てられたゴミが踏み固まって、土間のようになっていました。

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