隔離された空中空間のマンション暮らしでは、ドア一つで外界とつながっています。新聞や牛乳といった目に見える物が積み上げられていれば異変に気付くことが出来ますが、自動引き落としで電気代、ガス代が支払わられ、めったに郵便物の来ない住人などはマンション内で突然死したら発見に時間がかかります。
貸家のオーナーのリスクとして孤独死があります。清掃、事故物件としての入居者からの忌避などリスクがありますので貸家のオーナーはこうしたリスクに備えなければなりません。
「大家の味方」などと言われる保険商品があります。入居者タイプの孤独死保険もあります。こちらは「無縁社会のお守り」などと言われる保険で家賃の損失200万円、現状回復100万まで、遺品整理費用までとなっています。
マンション入居者に孤独死保険は必修ではないでしょうか、マンションがいつの日か「観音さん」みたいに解体される前に一人の人間として命の終わりも来るわけで、この「人生の解体積み立て金」もご用意されることを他事ながら、よけいなおせっかいということでしょうか。
そのとおりかも!