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暖房のエアコン設定温度

環境省が推奨する暖房の設定温度の目安は「20℃」です。暖房時の設定温度を1℃低くするだけでも、約10%もの消費電力削減となります。

寒い冬場には25℃、26℃とつい設定温度を高くしがちですが、低くすることで電気代の節約を!

「自動運転モード」で、設定温度までは最大運転、設定温度になってからは弱運転、送風運転に自動で切り替わります。エアコン側が効率の良い動作を自動で行ってくれるので、電力の節約につながります。

 全館空調マッハシステムでは、エアコンを20℃で運用した日もありましたが、きちんとこれを記録しておく必要があったようです。来年には暖房を20℃でエアコン設定して、一定期間しっかりと記録を取りたいと思います。

 20℃設定時の記録は明確ではありませんが、3月半ば頃には外気温の上昇もあり、室内の実現温度が24℃~23.5℃ぐらいになっていたようです。20℃まで下げたらエアコンの消費電力は更に削減可能だったと思われます。

節電なのに我慢の暖房ではなく

快適暖房でした!

参考資料:<2023年1月 1ヶ月の室温変化>

 

参考資料:<2023年2月 1ヶ月の室温変化>

参考資料:<2023年3月 1ヶ月の室温変化>

暖房の節約法

①エアコンのフィルターを定期的に掃除する。

2週間に一度、掃除がベスト。フィルターの掃除をすることで、冷房時には約4%、暖房時には約6%の消費電力削減になるという環境庁の調査結果もあります。

②室外機も掃除しておく。

室外機の「ファン」に枯葉やゴミがついていないか、「水抜き穴」にゴミが詰まっていないか。

③夏場、窓ガラスに断熱フィルムを張る。

効かない全館空調はエアコン直結か?(パッケージタイプ)

 「全館空調」と銘打ったエアコン直結タイプの商品があります。これは効果にムラが出てしまいます。原因は送風量によります。

 暖房時の暖気を窓際の床から吹き出すタイプの家には、冬場の大型の硝子窓からの冷輻射により、リビングなどの大空間が寒くなるのを防ぐ目的で、暖気の吹き出し口を大型窓の側に配置しています。

 床下への暖気は自然対流により、床のスリットから吹き出しますが、空気量が少ないと、窓からの冷輻射で冷やされて室内側に下降し、室内内側に冷たい空気層となって、「足首付近が冷たい」といった現象が起こります。

 

 パッケージタイプの全館空調は先の④から、1箇所の空気吹き出し口の風量は良くて40㎥/hとなります。一人当たり30㎥の換気が最低必要量とされていますので、二人が部屋にいた場合、換気量不足になってしまいます。

一方、アイ・ホームの全館空調のマッハシステムでは、1箇所の空気吹き出し口から最低で100㎥/h、中で200㎥/h、

大で300㎥/hとなります。最低での送付でも3人分の換気風量となります。

大風量の調温調湿された空気は、室内に温度差が生じる前に入れ替えられることになります。 室温がすべて平等になってしまいます。大風量で換気調温しますので、送風された空気の温度湿度と同じに調温調質されることになるようです。

床下エアコンの暖気は均等ではない

 床下にエアコンを設置して暖房を行う工法がありますが、場所により、吹き出し空気量に差が生じます。

 更に空気は物質として粘性があり、床下の構造によっては圧損抵抗により抜けやすいところから多く床下から暖気は吹き出し、遠い場所にまで移動しないことから、家全体に均等な暖房が送達されることはありません。

床下エアコンでは部屋ごとに実現室温に差が生じるのはこの理由によります。

 アイ・ホームのマッハシステムでは、空調室で調温された暖気を確実に多くの部屋に送達するためにエアコンを稼働させています。

 それは1本のダクトで確実に調温された空気を送達するために、できるだけ分岐することなく1本ずつの配置としております。

 計算通りの暖気や冷気を大量に搬送し室内の空気を快適室温に入れ替えてしまう工法とも言えます。

 流れるプールの水は大量なので床・壁、水温がどこでも同じです。

 温泉掛け流しでは、少量の熱水で加温する方式ですので、源泉近くは暖かく、遠くなるほどぬるくなります。

美しい空調の実現に向けて

 全館空調マッハシステムを快適に利用するための「気づき」の話をしたいと思います。

 大風量の全館空調ですが、リターンガラリのある扉の周囲に隙間があります。ここをクッションできちんと密閉しなければ、この隙間からも循環空気が空調室に還流してしまいます。室内のハウスダストが粗塵フィルターを通らず、この隙間を通ることになり、埃を浄化できないこととなります。

 したがって、リターンガラリのある扉の周囲にクッション付のテープを貼り付けておくことで、循環空気が必ずリターンガラリの粗塵フィルターを通過することになります。

 空調室内にまんべんなく空気が流れ、調温された空気が全室に分配されることになります。

 アイ・ホームでは「美しい空調」の実現に向けて、こうした知見に基づいた、様々な工夫、改良を行ってまいります。

 「気づき」があるかないか、「気づき」を大切にするモチベーションがアイ・ホームのスタッフ全員にある会社でありたいと思っています。

火災報知器

 この頃テレビのニュースで「火災のニュース」を目にすることが多い。

 今日では住宅に火災報知器を設置が義務付けられています。2006年からです。

 煙式の火災報知器は、初期段階の火災を発見することに役立ちます。避難の確率が上がります。

 

 寝室については、寝室がある階段上部には原則として煙式の火災報知器の取り付けが義務付けられています。ほかの場所は、市町村の条例で異なるようです。

 煙は火災の初期に発生し、上昇する性質がありますので階段上部は必ず煙式の火災報知器となっているようです。

 火元から遠い部屋にいても、早い段階で火災に気付くことが出来ます。

 火災報知器は多いほど安心安全と言えます。空調空間の一部に、この火災報知器を設置することで、日本の全国で年間2件程発生するらしい、エアコン本体(室内側)の火災に備えることが出来るようです。

 日本中のエアコンの中でたった2台ですが、年間に発火の事例があるようです。アイホームとしては、地域の条例や、建築の各条例に添った施工を行っておりますので、これまでこのような設置は行っておりませんでした。

 今後は、追加工事の内容とはなりますが、なるべく取り付けを勧めるようにしたいと思ったことです。

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