床下にエアコンを設置して暖房を行う工法がありますが、場所により、吹き出し空気量に差が生じます。
更に空気は物質として粘性があり、床下の構造によっては圧損抵抗により抜けやすいところから多く床下から暖気は吹き出し、遠い場所にまで移動しないことから、家全体に均等な暖房が送達されることはありません。
床下エアコンでは部屋ごとに実現室温に差が生じるのはこの理由によります。
アイ・ホームのマッハシステムでは、空調室で調温された暖気を確実に多くの部屋に送達するためにエアコンを稼働させています。
それは1本のダクトで確実に調温された空気を送達するために、できるだけ分岐することなく1本ずつの配置としております。
計算通りの暖気や冷気を大量に搬送し室内の空気を快適室温に入れ替えてしまう工法とも言えます。
流れるプールの水は大量なので床・壁、水温がどこでも同じです。
温泉掛け流しでは、少量の熱水で加温する方式ですので、源泉近くは暖かく、遠くなるほどぬるくなります。