一戸建ての良さは完全に自己仕様であるから、駐車代や、マンションにおける管理費用の負担は無くなります。更にはマンションには共有スペースが存在することから、施設全体の修繕維持を計画的に行うために、一定額を修繕積立金として毎月負担しなければなりません。
具体例として
「コアマンションリバーサイド橘公園通り」の場合
①管理費約 13,690円/月
②修繕積立金 13,350円/月
③駐車場代2台 12,000円/月
合計 39,040円となります。
仮に50年間の費用合計は
39,040円×12ヶ月×50年=23,424,000円
結果として、23,434,000円の費用負担が発生することになります。
更に20年を超えると15年毎に大規模修繕が発生することが予測されます。
修繕積立金以外に足りない金額を各戸で負担なければならないことも予測されます。
50年後には所有者は相続人に変更されたり、相続放棄や、人手に渡っていたりして、権利関係が複雑になっており、具体的な費用負担の主体が見つけられないなど維持管理にリスクがあるようです。
何より、マンション購入時に借入金なしで入居したとしても毎月4万円程の維持管理費用が必要となりますので、この負担とどう向き合うかで、購入者の価値観が利便性に富み、防犯性に富むなど、マンションの価値観を肯定的に判断されるなど、こうした価値観のトータルが一戸建てとマンションの選択になってくるようです。