宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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家を建てる理由(2度目の家づくり)

 転勤の多い職種の方にとって終の住み処をどこにするかは大きな課題となります。一般的には子供さんの教育を優先しての場所選択となることが多いようです。建て主は家族の為、大切なお子達の為に居を構えることとなる。利便のよい場所は土地代も高額で広く求めることは負担でもあり、住まいは2階建てとなる場合が多い。老後の暮らしには不向きな場合が多いようです。そのまま住み続けるには夫婦寝室を1階にされていると老後の備えにもなります。
 さて、子供達が就職してしまい、一本立ちしてしまうと2人だけの生活が始まります。平均寿命も延びて子育ての30年と同じくらい永い、老後の30年が始まります。老後の生活も考えて建て替えを選択するか、売却して新しい土地を購入しての新築のスケジュールといったことになりますと、マンションも選択肢でしょう。

マンション選択の問題点

 マンションは利便の良い場所に建てられていますが、建物は共有部分と個人所有に分かれており、共有部分は、屋根、外壁、給排水設備、立体駐車場も入居者全員のための定期的なメンテナンスが必要となって来ます。
 修繕積立て金は10年目、20年目、30年目に大規模な工事費を(まかな)うために消費されます。
 年を追うごとに費用は大きくなる為、積み立て額が不足する場合も多く、その都度、一時金としてメンテナンス費用の負担が求められるケースが多いようです。マンションではこの費用負担が後年問題になることが多いようです。
 よって、50戸以上のボリュームで入居者の数も多い場合は負担金が割安になります。加えて、入居者全体の経済的余裕やモラルも良くなければ、マンションのメンテナンス料の負担がスムーズにいかないようです。小さなマンションでは入居者1人り当たりの負担が大きくなりがちです。
 宮崎では所有期間が長くなることで、地価上昇が期待できる場所ではないので、後日耐用年数が来て解体建て替え等の費用を、土地の値上がり分でカバーできる状況ではないようです。むしろ地価は値下がりしそうです、人口減少の中、入居者が高齢化した場合、県外の子供達が相続の放棄(ほうき)をすることが多くなれば、当初の50戸の所有者が半分の25戸にならないとは限りません。結果的にはマンション維持管理費は所有者の負担が2倍になってしまうことになります。

一戸建選択の場合
<省エネと創エネで経済的>

 その点、一戸建ての場合、メンテナンス費用は所有者個人の負担として明確であり、マンションのように目に見えないリスクとして、他人の負担分がいつの間にか、自分に回って来るマンションの現実とは明確に異なります。
 更に一戸建てメリットは、光熱費の負担を高断熱化によって減らすことが可能だということです。一般的に一戸建ての月々の電気代(オール電化)の場合に20,000円/月の経済的負担を、アイ・ホームの場合、高断熱化と、省エネ住設の採用により60~70%軽減できる省エネ設計が原則です。
 結果は従来比、40%~30%削減の消費エネルギーで約8,000~6,000円/月でオール電化の暮らしが可能です。
 更に一戸建てメリットは太陽光発電の活用です。創エネに、省エネを組み合わせることで、もはや、オール電化の消費エネルギーをゼロ、又は売電収入というプラスに置き換えることが可能になります。

2度目の家づくりでも30年の平均余命
<省エネメリットを家づくりのポイントに>

 2度目の家づくりでは、住まいの省エネ性能に注目してほしいところです。平均寿命が長くなって、60才で家を造っても、約30年前後は生活する新しい住まいです。電気代が2万円/月のとき、30年間で720万円の費用となります。この時、省エネ性能が高い家だと約8,000円/月の場合、30年間で288万円となります。
 その差は720−288=432万円です
 一方で太陽光発電8kw×1300kwh/1kw365日×21円が1年間の売電収入だと、218,400円です。補助金利用で原価を圧縮することで
 (8kw×20万円)+7万円−100万=67万円(取得費)
*補助金はケースバイケースで増減あり
 差し引き2,184,000−670,000=1,514,000円(10年間の利益)
 尚、残り20年は7円/kwで売却した場合
 8×1300×7×20=1,456,000円(残り20年)
 よって、4,320,000円+1,514,000円+1,456,000円=7,290,000円のお得となります。
 老後の家計支出にエネルギーコストがゼロとなれば、足りない年金問題の解決にもつながります。
 創エネでプラスとなれば更に安心材料と言えましょう。
 次回は住環境で健康面から2度目の家づくりを検討したいと思います。

天秤

間取り進化論

洗面・脱衣ランドリールーム
 この発想は、ゆとりあるランドリールームでの家事イメージアップの産物とも言える。更に一足進めると

洗面・脱衣ランドリールームウォークインクローク
 ① も②も家事の重要性に発想を得るもので、奥様方の支持を得やすいようである。

ランドリールーム・脱衣+パウダールーム・洗面
 ランドリールームが脱衣室を兼ねており洗面所を外に出した発想
 洗面所をグレードアップすると奥様や娘さん、時にはご主人の化粧室としても利用できます。
 この化粧室に隠せる収納があれば化粧品等が表に出ることがなく、スッキリとしたパウダールームになります。来客の方も身だしなみを整えたりすることが可能です。

脱衣室+ランドリールーム+パウダールーム・洗面
 ④は最も分業化されたパターンです。この時仕切りの建具である引戸等を収めると、一体利用も可能となる工夫があれば使いやすくなること請合いです。

脱衣室+ランドリールーム+クローゼット+パウダールーム・洗面
 ⑤ はなんだか家事中心の設計が強調されているパターンです。
 一方、設備の利用と選択で①~⑤のパターンは縮小も可能となります。

 ① ~⑤で共通するのは脱衣スペース洗面・脱衣室になったり洗面・脱衣・ランドリールームだったりとか、組合せが変わることです。
 入浴・脱衣中にランドリー機能を利用される方にはセットの方が良いようです。又、洗面をパウダールームに格上げすることで、入浴以外の時間帯利用が幅広くなり、利用価値が高まるようです。

結論として、理想は、
 (脱衣 + ランドリールーム)+ パウダールーム(洗面台)の組合せが経済的で使いやすい間取りとなりそうです。
 次いで、ランドリールームに付加する乾燥設備とマッハシステムの除湿乾燥の
ベストマッチについて次回考察してみたいとと思います。

浴室計画2_01

洗濯物天日干場無用論

 洗濯物を天日干しする為、物干しスペースを設計に入れていたことを昔日の感のように思えるのは私のプランニング力が進化したからでしょうか。

マッハシステムで変わる室内干し常識論

 マッハシステムは大量の循環空気で冷暖房、除湿を行うため、洗濯物を内干しすると良く乾きます。夏場も指定エアコンを利用して戴くことで、梅雨時でも室内の湿度は50~60%に抑えることが可能です。年間を通じて空調効果のお陰で洗濯物干しに直接必要となるエネルギーは不用です。更に乾燥機の機能を考えて、時短効果等の検証もしたいところです
洗濯物進化論
マッハシステムの洗濯物乾燥の実力

① 夜、入浴時に干せば、朝には乾いている。厚手物は送風機(扇風機)を併用して乾燥アップ。
② 朝干せば夕方には乾いている。
洗濯物

網戸は必要か!?

編み戸 完

快適の話をしたい!

 これまでの快適の概念は「涼風、日溜りの家」でした。
 開放型の間取りで、窓は大きく開け放ち緑陰からの木漏れ日が縁側の床板にキラキラと耀(かがよう)ような。
 さて、昨今の蒸し暑い夏の外気。どのように日影を作ろうと、強烈なこの蒸し暑い空気の流れを快適に変える方法は存在しないように思われます。
 あえて、これを実現するには、厚さ200㎜程度の土壁と、高さ3m位の天井。住まいの屋根は茅葺きで、天井裏の高さが2.5m以上は欲しいところです。
 昔々の家づくりは気候風土に適合していたようです。
 とは言え、今日の住宅建築事情を見れば、このような茅葺き、土壁構造は非常に特殊であると言わねばなりません。
 令和の「冷風・日溜りの家」とは
 現代の茅葺き、土壁造りは出来ないものだろうか?
 出来ます。「クリーン・ヘルス・エア・システムの家」で令和の快適をお届けします。

≪自然の風を楽しむには≫
① f分の1の風をつくる

 風の流れが体の表面の水蒸気層を吹き剥す快適を創り出す。
 f分の1のゆらぎ(不定期の周期性で海の波のように自然の変化があること)、をもった風を浴びる工夫が必要です。今日の扇風機にはこの機能が付いていますので、これを利用します。

② 室温は25℃+1~2℃で

 風の心地良さは、室温が少し高めの時、体感温度が心地よく感じるそよ風がある時が最高です。
 一定の安定した室温を創り出すことで室温25℃の状態が可能となります。
 床・壁・天井の温度が25℃と一定で、室温(空気層)が25℃だとしたら、体感温度は風の要素を除けば大風量で調温の為の送風により、意図する快適温度に1℃~2℃±で冷・暖房することが可能となります。
 大風量ですが、ゆっくりと大口経の吹き出し口から風が吹き出されるのです。温度差が少ない調温の為の風ですからヒートショックはありません。ここで先の扇風機等でf分の1のゆらぎのある微風を浴びるようにすると快適だと感じるのです。

③ 湿度は40%~60%で

 夏場、高温多湿の折は、除湿の為にエアコンが何よりも有効となります。再熱ドライ方式のエアコンが最も適しています。
 再熱ドライ方式は、エアコンの電気代が多くなると言われますが、家の断熱気密性能が高ければ、一般的な家に比べて、約2倍以上の省エネ性能を背景に、夏場でも24時間、全館冷房で40坪程度の家であれば8月で5,000円前後の電気代で湿度や温度をコントロール可能なのです。
 一般的には
 { 温度(床+壁+天井) ÷ 3 + 室温 } ÷ 2 = 体感温度
 ということになります。こうした要素全体に温度差がない程、ヒートショックがないことになります。
 体感温度25℃であれば快適かと言えばそうではありません。
 体の表面には絶えず皮膚呼吸等で、体から出た水蒸気が層となって体を包んでいます。これを風の力で吹き剥すことで、皮膚呼吸が出来るような爽やかさを感じることが出来るのです。風、気流があることで清々しい快適を感じ取ることができるのです。
 ②を実現できる技術
 ⓐ床・壁・天井の温度にバラ付きがないようにするには、全ての部位に快適温度を実現する為の熱が伝達されねばなりません。
 クリーン・ヘルス・エア・システムでは、大風量で調温された風を送ります。
 まんべんなく、大風量の空気が家中を流れることで全ての建物の表面温度が、空気の温度と同じになって来ます。
 又、建物や室内の家具や設備機器の表面温度も、部屋中を流れる調温用の通気で温められたり、冷やされたりしながら室温と同じ温度になってゆきます。
 軀体蓄熱ともいえる、建物や家具までを含めた物質が快適温度を蓄熱することになるのです。

体験でしかわからない快適

 言葉で、説明をすると以上のようなことによるのですが、先ずは知識をインプットして戴き、ぜひ宿泊モデルハウスで一泊してみて戴きたいものです。

≪更に、自然の空気は汚れている≫

 さて、温度と湿度、そうして気流感が申し分なく快適であったとしても、その空気が汚れていては困ります。そこでアイ・ホームでは、空気浄化機能を合わせ持つ技術をクリーン・ヘルス・エア・システムと名付け、従来の温湿度中心の全館空調と区別しております。
 室内の空気はハウスダストと言われる粉塵物質や、揮発性の化学物質、有機性のアンモニア等で汚染されています。外気には花粉や車の排気ガス、PM2.5などと言われる化学物質も含まれており、昔のように自然の風を楽しむようにはいかないようです。
 アイ・ホームのクリーン・ヘルス・エア・システムで、上質な空気の暮しをお楽しみ下さい。「快適な一日が百年続く家づくり」を目標に家づくりを行っております。

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