宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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空気取入口は何処、高さは?

 第一種熱交換タイプの換気の空気取入口が地上から1m以内だとすると、アイドリング中の車の排気ガスが取り込まれてしまいます。
 ガス状の異物はフィルターを素通りします。
 風に舞う、埃も地上1mぐらいが濃く、これとても取入口が低いとフィルターの目詰まりの原因となります。
 浮遊する小さな昆虫もこの高さが最も多くなるようです。高さが低いと空気取入口の粗塵(目のあらい)フィルターの目詰まりの原因ともなります。室内への空気取り入れ口の高さは、人の手が届かない程度の高さに定めている国もある程です。この空気取入口から睡眠ガスを送り込む犯罪もあったようで、防犯上も少し高めが良いようです。
 私が空気取入口の高さについて、このように申し上げるにはこうした、マイナスの意味があるからです。
 こうして高さについて申し上げるのは、一般的に流通している第一種熱交換換気扇の中で、床下に設置するタイプが大手メーカーやフランチャイズ各社で数多く採用されていますので敢(あ)えて詳述した次第です。
排気ガス このような、気付きで防げるリスクには対応しなければなりません。室内の空気を外気で入れ替えることで浄化されると考えられていた昔。そうして現代も、入れ替えが基本となっていますが、現代の自然環境、室内環境は家づくりの方法が大きく変化して来ていますので注意が必要となるのです。室内への外気導入口の位置、「高さ」について考慮してみるだけでもこのような空気取入口の効果的な設置方法に気付くことになります。積雪の多い地域ではもちろん高い所からの空気取入となります。雪に埋もれては空気は取り入れ不能です。
 尚、建物が建築される個別の環境については、各々考慮が必要だと思われます。
 以上のような有害な物質をどのように除去したり、原因の発生条件を取り除くことが出来るか考え、対策を取っていかなければならないかについて考えてみましょう。

「住空間環境性能」が良き住まいの基準へ

 お引渡しをしたお客様から、「快適に暮らしています、元の暮らしには戻れません」との声が返ってきます。
 年中家中、快適温湿度のマッハシステムの家で暮らしてみると、良い家の基準が、何を置いても「住空間環境性能」であることに気付かれたということです。
 よく耳にするのは、マッハシステムの家に住み始めると「祖父母の家は寒いので子供達が行きたがらくなった」との話です。
 加えて空気の質も基準となる時代が来ています。

最高の住環境性能実現に向けて

 私たちは呼吸することで一般的に1人当り一日に約15kgの空気を取り込んでいます。食べ物や水が2kg~3kgと比べてみても直接、体に取り込む量は空気が一番多いのです。この空気の質が悪いと健康被害の原因になってしまいます。
 空気も室内と室外を比較すると自宅に12時間程度、会社や車、戸外が12時間となれば自宅の空気環境は一生の内の半分以上を占めることになります。

グラフ1修正
グラフ2修正空気清浄機で改善する病

 アレルギーや喘息の発症が空気清浄機の利用で改善することは2018年9月の欧州呼吸学会の発表で明らかにされています。
 アイ・ホームのマッハシステムでは戸外の空気を浄化して給気し、室内の空気は全室の空気を戸外の空気で換気しながら循環させ流路において全量を電気集塵機で浄化しています。
 但し、電気集塵器までは不要とされる方もおられます。
 電気集塵器で測定すると戸外でPM2.5クラスの粉塵が10,000個/㎥ある場合でも室内で2000個/㎥と1/5に減少します。人が動かない早朝には200個/㎥まで減少しており清浄な空気環境になることが測定により観察されています。アイ・ホームの佐土原IOTモデルハウスによる実証実験モデルハウスでは平時でもなんと「300~150」個まで減少しています。
 電気集塵機もアイ・ホーム仕様でメーカーが開発して下さいました。全国のマッハシステム加盟店でも利用されることになりました。今では更に除菌能力及び脱臭能力のある空気清浄機との組み合わせで更に清浄空気がご利用可能となっております。
 気管支(肺)機能における症病の発生リスクの低減結果もデータで明らかにされ、これからは「空気」と健康の問題が益々研究され解明されていこうとしています。

室内という環境に責任あり
<アイ・ホームが成すべきこと>

 換気を行うと、室内の空気環境が改善されると考えることは、今や間違いと言えましょう。
 今日、PM2.5情報がネットで閲覧可能です。中国やインドから世界中に汚染物質が飛んで来ています。
 清澄な空気であるはずの山頂の樹氷を溶かすと、無数のマイクロプラスチック片が出て来る始末です。
 せめて、家という住空間だけでも清澄な空気で、健康的な暮らしをしていただきたいものです。

マッハには医療費軽減効果あり

 住まう程に得をする経済性は電気代だけではありません。風邪やヒートショックによる健康被害から大切な命を守ってくれます。医療費の削減にも大きな効果があるのです。特に年配の方、赤ちゃんや幼い子供達、アイ・ホームのマッハシステムでは部屋間の温度差が少なく、体の負担が大きく軽減されます。
医療費
 近く、ストレスチェッカーという機械でマッハシステムに住まう方の以前の暮らしとの差を測定し比較データを公開する計画をしています。
 唾液に含まれる酵素の量でストレスの強弱が判るそうです。

創業の心は今

 来春、一月で創業30年となります。建築業界に入って37年「住まいづくり」への関心は今も私を促え
突き動かしてくれています。
 「良き住まい」とは何かというテーマです。デザインや安全性、経済性、多くのテーマは今も昔も変わりないことなのですが、一見して「時代」が形に現れるのが「住まいの外観、間取り、設備」です。
 こうした見てわかる違いは、いつも時代の変化を形で表現して来たのですが、38年かけてたどり付いた何よりも大切な価値とは、見えない「住空間の環境価値」ということです。
 年中、家中、快適温湿度、更に空気質まで清浄な住空間は住む人の健康を守ります。
 アイ・ホームで家づくりをされるお客様で今や90%の方がマッハシステムを選択されています。
 他にはない、快適と大きな経済性がここにはあるからです。
 エアコンがメインで一台、サブエアコンは、もしもの時に備えて一台。
 他にも、類似工法(全館空調)として数多くの、床下や小屋裏空間の狭い場所にエアコンを設置してそこから、冷・温風を吹き出す様々な全館空調を試みる工法がありますが「閉じ込めエアコン」と評されるこのような用い方にはエアコンメーカーの製品保証は付いていません。
 閉じ込めエアコンでも製造メーカー保証付きはマッハシステムだけです。稀に起きるエアコンからの出火に対して、メーカーは警戒を怠りません。アイ・ホームの指定するエアコンのガスは、出荷の危険から機器や、人、家を守る安全性が高い冷媒ガスを用いているのです。
 更に、マッハシステム全体が10年保証。保険付きなのです。維持管理の安心は、この保険で担保されますが、保証会社側から見ても、10年の保証が付けられる安心な工法となるのです。
家族イラスト

80才でリフォームできますか?

 ポツンと一軒家、大変人気の番組です。人里離れた山奥にある一軒家。尋ねてゆくと、決まってそこには老人が住んでいる。「良くも、まぁ、こんなところに」と、「一体、どんな人で、どんな人生を生きて来られたのか?」と物語は展開してゆく。
 毎回、当たり前と言えば、当たり前。時代の移り変わりの中で、そこに住み続けただけで「ポツン」と一軒家が際立ってしまい、不便さはあるものの、自立した人生を送って来られた「一人の人生」と出逢う番組である。
 生活環境は、買い物、医療、教育など生活インフラは極めて乏しい中で、野菜や米を自給しながら、住む家があり、電気と水(水道・湧き水・井戸)が暮らしを支えている。
 群れて暮らす街の中で若い方々が家を建てる時は、何より高額な買い物となる為、家づくりの資金計画を立てる事になる。人生100年時代ともなれば、若い方も、35才で建てた家の支払いは70才で終了。その後、30年も生き続ける事となる。
 仮に、築後40年、75才でそのまま家に住み続けたとすれば、後25年、何もせずに住み続けられる住宅は皆無であろう。住み続けるには、どのような住まいも手入れが欠かせません。
 耐久性や維持管理のできる設計があらかじめされていたかどうか、後々困ることも出て来る。素材の一つ一つ、その他、100年の内には、やってくる自然災害へのレジリエンス力など考えておかねばなりません。

マンションにも問題が

 今、宮崎のような地方にあっても、一戸建てではなくマンションを選択される方も多いようです。それでは50年経過したマンションは、どうなっているでしょうか。
 私が20才の頃建てられたマンションです。大淀川河畔にあるようですが、人生100年時代の残り50年、このまま使い続けるには、大規模な改修工事が必要となります。応分の入居者負担が生じます。耐震性能も時代と共に変化しています。やはり後々まで住み続けるには費用負担がついて回るようです。ちなみに、現状の資産価値は売買価格です。「100万円~300万円」程度で取引されているようです。

一戸建て住宅は

 木造住宅はどうでしょうか。ポツンと一軒家では、山奥の家が100年200年経過していることも多いようです。
 マンションのように、集合住宅ではないので、増改築も自由です。更に、これまでのように、建てては壊す「30年周期」のスクラップ&ビルドでは、いつまでも、住宅の資産価値が売買される時代がやってこないことになります。正にポツンと一軒家は住み続ける覚悟さえあれば、長期に住める資産とも言えます。

だから長寿命住宅で街に暮らす!

 最初に100年以上の耐久性を考えて家づくりを行い、更に、必要なメンテナンスを適宜行うことで、都市にあって住み続けられる家であれば、資産価値としても魅力がある住まいとなる。これからは、魅力ある中古住宅であれば、換金性という経済的可能性が生まれてくる時代になることでしょう。車でも年代物に価値があるように。
 80才になってもリフォームしなくて住める家で、リフォームしたら資産価値を増す家造りが理想です。

森の家-CS3

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