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アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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80才でリフォームできますか?

 ポツンと一軒家、大変人気の番組です。人里離れた山奥にある一軒家。尋ねてゆくと、決まってそこには老人が住んでいる。「良くも、まぁ、こんなところに」と、「一体、どんな人で、どんな人生を生きて来られたのか?」と物語は展開してゆく。
 毎回、当たり前と言えば、当たり前。時代の移り変わりの中で、そこに住み続けただけで「ポツン」と一軒家が際立ってしまい、不便さはあるものの、自立した人生を送って来られた「一人の人生」と出逢う番組である。
 生活環境は、買い物、医療、教育など生活インフラは極めて乏しい中で、野菜や米を自給しながら、住む家があり、電気と水(水道・湧き水・井戸)が暮らしを支えている。
 群れて暮らす街の中で若い方々が家を建てる時は、何より高額な買い物となる為、家づくりの資金計画を立てる事になる。人生100年時代ともなれば、若い方も、35才で建てた家の支払いは70才で終了。その後、30年も生き続ける事となる。
 仮に、築後40年、75才でそのまま家に住み続けたとすれば、後25年、何もせずに住み続けられる住宅は皆無であろう。住み続けるには、どのような住まいも手入れが欠かせません。
 耐久性や維持管理のできる設計があらかじめされていたかどうか、後々困ることも出て来る。素材の一つ一つ、その他、100年の内には、やってくる自然災害へのレジリエンス力など考えておかねばなりません。

マンションにも問題が

 今、宮崎のような地方にあっても、一戸建てではなくマンションを選択される方も多いようです。それでは50年経過したマンションは、どうなっているでしょうか。
 私が20才の頃建てられたマンションです。大淀川河畔にあるようですが、人生100年時代の残り50年、このまま使い続けるには、大規模な改修工事が必要となります。応分の入居者負担が生じます。耐震性能も時代と共に変化しています。やはり後々まで住み続けるには費用負担がついて回るようです。ちなみに、現状の資産価値は売買価格です。「100万円~300万円」程度で取引されているようです。

一戸建て住宅は

 木造住宅はどうでしょうか。ポツンと一軒家では、山奥の家が100年200年経過していることも多いようです。
 マンションのように、集合住宅ではないので、増改築も自由です。更に、これまでのように、建てては壊す「30年周期」のスクラップ&ビルドでは、いつまでも、住宅の資産価値が売買される時代がやってこないことになります。正にポツンと一軒家は住み続ける覚悟さえあれば、長期に住める資産とも言えます。

だから長寿命住宅で街に暮らす!

 最初に100年以上の耐久性を考えて家づくりを行い、更に、必要なメンテナンスを適宜行うことで、都市にあって住み続けられる家であれば、資産価値としても魅力がある住まいとなる。これからは、魅力ある中古住宅であれば、換金性という経済的可能性が生まれてくる時代になることでしょう。車でも年代物に価値があるように。
 80才になってもリフォームしなくて住める家で、リフォームしたら資産価値を増す家造りが理想です。

森の家-CS3

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