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アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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敷地の高さ

家を建てる敷地が、出入りする前面道路から高くなければ、雨水が敷地内に流入します。

敷地内の排水に問題がないか、調査しておかなければなりません。

 

自然の雨水排水は一般的に道路側溝に流しますが、生活用水(トイレ・洗面・入浴・キッチン)などは汚水として下水道施設に排水されます。地域によっては下水道が整備されていない地域もありますので、自前で合併浄化槽を設置した上で、道路側へ排水が許可される場合もありますので、新築計画時には住宅建設地を管轄する市町村の役場に確認をしておく必要があります。

 

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新築の家に穴をあけたくないのは施主様の思いです。

或る日のこと、お引き渡しの済んだ家を訪問した折のこと、壁につける時計を手にしたご主人が、ウロウロと室内を歩いておられました。

「大変ですね!」と声をかけると

「壁に穴をあけたくないので!」とのこと。

シンボルツリーの幻想

家の玄関近くにシンボルツリーと言われる象徴的な一本の木を植え、木の高さが家の屋根と同じかそれを超える時となれば、住み続けた人の歴史が生活の佇(たたず)まいとして美しい・・・と、言った。

 

設計思想がある。

 

そうかも知れない。

 

しかし・・・

木はとてつもなく成長するもので、この写真のようになっては大変です。

木の葉は屋根の雨樋を詰らせたり、落葉樹は落ちた木の葉の清掃が年々忙しくなります。

できるだけ、高くならない低木を選んでおいた方が良さそうです。

花を楽しんだり、季節感を楽しめる樹木を選定されると良いでしょう。

時間と共に木は枝を広げますので、あまり建物に近接しない所に植えましょう。

 

庭の照り返し対策

芝生がヒートアイランドに有効なことはごらんの通り

(芝生のお手入れとガーデニングより)

 

 

針葉樹でも日陰は涼しいのですが、とにかく緑の葉で一旦日差しを受け止めてしまうと、日陰は涼しくなります。

なぜなら葉には地中から吸い上げた水分があり、絶えずこれを蒸散して気化熱で表面温度の上昇をおさえています。

葉の表面温度は気温と同じくらいになるようです。

木陰で日射量の80%をカットすれば、周囲の地面温度も下がることになります。

木陰の下が芝生の場合同様に、気化熱で表面温度が下がっています。

ものの表面温度に応じて放射されている熱(電磁波)は、輻射熱と言われ、これが、木陰、芝生で減量されると涼しくなります。

結果として約6割の輻射熱を地面からカットできることになるようです。

 

 

気温は空気の温度です。私達が感じる温度は、周りの物から発せられる輻射熱の総和が減れば、空気の温度よりも、涼しく感じられます。

これが体感温度です。

日当りの好い場所も日陰も空気はつながっていて、温度は同じでも太陽熱を直接受ける場所と、日陰では当然日陰の体感温度は下がります。

木陰で下が芝ならば、5~7℃の体感温度が下がると言われています。

駐車場とプライバシー

駐車場側には大きな空きスペースが必要となり、前面道路からの見通しが良くなり家のプライバシーが侵されることも考えられます。

駐車スペースとプライバシーは敷地の形状で様々なケースがあります。

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