宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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植林・育林で街を守る

 今は木材需用が旺盛で木材が切り出されハゲ山が増えています。

3年もすると切株の下の根が腐って、山の地盤が弱くなり、山崩れや、洪水の遠因になります。新しく植林し、育林することで山を守る必要があります。再生可能な木材の供給が、街をつくり、街を守ることになるようです。

 宮崎は林業県です。外国からの木をお金で購入して家を造って来た日本が今ピンチです。ウッドショックと言われる外材不足から「日本の木造文化」の家づくりが継続できない状況になっています。

 県外の業者が宮崎の宝である木材を大量に搬出、出荷しています。地元に富を残す工夫が必要です。

 地元の中小製材所が共同して製材工場を設立。植林、育林、伐採、製材所、出荷。加えて地元企業であるアイ・ホームも参加。建築までの一連の流れが完結するストーリーが計画の原点です。

県内は元より、主に県外ビルダーへ付加価値をつけて販売することを目的に、これから人口減の県内市場から、県外市場の県産木材の直販を行ってゆきたいと、生産組合は考えています。

 少し時間はかかりますが、地産地消のメリットを地元にも、更には安定需用の見込める県外事業者に高付加価値の木材販路を確立したいと考えています。

着工の草刈り、次の現場

 台風が過ぎて曇天だろうということで、朝から出勤。残念ながら10時頃から晴れて暑くなりました。

身の丈程も伸びた草ですがご覧の通り。

道に水溜りができていました。進入路が一部沈下しているようです。毎日利用する場所ですので造成業者に改善工事を依頼します。

刈った草が周囲に飛び散らないように。

集めて清掃します。

1000分の1の確率は明日かも

NHKは報道で警鐘を鳴らした!

 NHKのハザードマップができました。これまでの開発(宅地の供給では50年に1回の災害を想定して、その1.5倍までの規模まで耐えることが出来るように宅造業者は造成を行わなければなりませんでした。

 今回のハザードマップは1000年に1回程度の激甚被害までを想定しているが特徴です。

 この1000年に一度という言い方では、あまり切迫感がないのですが、中身は1000分の1の確率で、それが明日かも知れないと理解すべきだとのこと。

 「万に一つも〇〇」は、〇〇の中身は「ナイ」ということです。

「千に一も〇〇」は「アルかも知れない」と理解すべきでしょう。

歴史的には必ず来る天災ということです。

 私達の住宅は、立地に様々な制約があります。水害の場合、標高や、周囲の治水状況の土砂災害は、傾斜地の地震には地盤の軟弱など様々な問題がありそうです。

シャワートイレの登場

 シャワートイレの便座から出てくる水を眺めていたら、突然水が吹き出し、この水で顔面を洗ってしまったと、かつて一度しか会ったこと無い年配の御婦人が笑いながら話しておられたことを思い出しました。

 求人欄にシャワートイレ完備とあれば人が集った時代から、私共の家づくりにはこのシャワートイレが欠かせないものとなりました。

 様々な機能がついていますが、このところの電子部品不足から、シャワートイレの取り付けが遅れ、新築のお引渡しができない事態も発生しているようです。

 日本のメーカーのTOTOとパナソニックはWi-Fiに接続できるトイレを開発しています。尿と大便の成分分析により、肥満度を示す体格指数BMI、身体の生化学的構成物質(糖分、タンパク質)と尿の温度を測定することで健康アドバイスのできるスマートトイレを開発中です。

 清潔なトイレライフの為に開発されたトイレは、生態から放出される生体情報を一定の広い地域で収集できれば、その地域の直近の疾病データをモニタリングできることになります。今回のコロナ等の疾病に対しても、予測から対策を組み立てる上で有効なシステムが「スマートトイレ」と称される未来が来ているようです。

 

硝子で仕切る浴室は危険

 浴室に硝子で仕切り壁のあるホテル風のデザインがあります。

女優の武田久美子さんが浴室の大きなガラス扉が破れて、大変だったとのこと。

浴室では靴も衣類も身に付けていないので、一度硝子が割れたりすると、一歩たりとも動けなくなる恐れがあります。

 家の中には、想定外のリスクが外にもあるようです。

 フルオープンの硝子サッシを2階に用いるケースです。宮崎は台風の多い県です。注意深い利用が必要です。デザイン的な見地から、シャッターは後付けを検討できるので、様子を見て、追加工事もアリです。

青島モデル

 このようなフルオープンサッシは台風でなくとも、強風であおられ動いてしまうことがあります。幼い子供さんが近くにいると危険です。煽止めのストッパーもあるようです。

 構造上、室内から手を出してシャッターを室内から作動できないため、電動シャッターを利用しなければならず、硝子のままだと、台風等の飛来物対策は困難です。

 2019年に千葉県に上陸した台風15号でゴルフ練習場の鉄塔が倒れたり、住宅のサッシが飛来物で割れ、窓から強風が吹き込み、風圧によって内側から屋根が押し上げられ吹き込んでしまった被害が多く報じられました。

 風害防止のシャッターは大開口の掃き出しサッシ窓にぜひ設置したいものです。

 飛散防止フィルムは後付けで施工できます。厚みを選べば強度も増やすことが出来ます。鋭利な飛来物で後付けの防犯硝子(フィルム付)も割れてしまいますが、硝子の飛散を防止する効果があります。

 実際の被害現場では瓦が2階建てなどの屋根から強風で飛ばされると、弾丸のように飛び、シャッターを貫通し畳に突き刺さっていた事例もありました。

このような事例を考慮すると、例えトリプル防犯ガラスでも防ぎきれないのが台風時の飛来物被害です。

 硝子窓とシャッターの間には一定の隙間があるものです。ここに合板のべニア9mm~12mmを置いておけば、鋭利な飛来物にも有効な防風対策になるのではないでしょうか。これから台風が大型化してアメリカでの大型ハリケーンによる大災害のようなことが、日本でもおこりそうです。「防風サンドイッチ合板」という発想ですがご希望の方はアイ・ホームまでご相談ください。

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