浴室に硝子で仕切り壁のあるホテル風のデザインがあります。
女優の武田久美子さんが浴室の大きなガラス扉が破れて、大変だったとのこと。
浴室では靴も衣類も身に付けていないので、一度硝子が割れたりすると、一歩たりとも動けなくなる恐れがあります。
家の中には、想定外のリスクが外にもあるようです。
フルオープンの硝子サッシを2階に用いるケースです。宮崎は台風の多い県です。注意深い利用が必要です。デザイン的な見地から、シャッターは後付けを検討できるので、様子を見て、追加工事もアリです。
青島モデル
このようなフルオープンサッシは台風でなくとも、強風であおられ動いてしまうことがあります。幼い子供さんが近くにいると危険です。煽止めのストッパーもあるようです。
構造上、室内から手を出してシャッターを室内から作動できないため、電動シャッターを利用しなければならず、硝子のままだと、台風等の飛来物対策は困難です。
2019年に千葉県に上陸した台風15号でゴルフ練習場の鉄塔が倒れたり、住宅のサッシが飛来物で割れ、窓から強風が吹き込み、風圧によって内側から屋根が押し上げられ吹き込んでしまった被害が多く報じられました。
風害防止のシャッターは大開口の掃き出しサッシ窓にぜひ設置したいものです。
飛散防止フィルムは後付けで施工できます。厚みを選べば強度も増やすことが出来ます。鋭利な飛来物で後付けの防犯硝子(フィルム付)も割れてしまいますが、硝子の飛散を防止する効果があります。
実際の被害現場では瓦が2階建てなどの屋根から強風で飛ばされると、弾丸のように飛び、シャッターを貫通し畳に突き刺さっていた事例もありました。
このような事例を考慮すると、例えトリプル防犯ガラスでも防ぎきれないのが台風時の飛来物被害です。
硝子窓とシャッターの間には一定の隙間があるものです。ここに合板のべニア9mm~12mmを置いておけば、鋭利な飛来物にも有効な防風対策になるのではないでしょうか。これから台風が大型化してアメリカでの大型ハリケーンによる大災害のようなことが、日本でもおこりそうです。「防風サンドイッチ合板」という発想ですがご希望の方はアイ・ホームまでご相談ください。