写真の二人はアイ・ホームの社員です。
ダイエットしてもっと格好良いほうがよかったのですが。
子ども食堂の運営者の方に、お話を伺いました。「古い建物にはエアコンが何台かあるのですが、動いているのは一台だけ。広い部屋に取り付けられています。」とのこと。「そこで子ども達が食事してくれると良いのですが、どうしてもエアコンの無い6畳のお部屋に皆集まってしまうのです。」と続けられた。
エアコンの効かない暑い部屋でも、お世話してくれるスタッフさんの近くで子ども達は食事すると、楽しくておいしいということでしょう。
その部屋の入口は、老朽化して床がファファするのですが、そのファファが楽しくて、子ども達はピョンピョン跳ねるとのこと。「そんなに跳ねると床が抜けるよ!」と困った声や表情を見て、更に子ども達は「いたずら心」が満たされてくるようです。「怒られない」「心配させる」「優しい笑顔」「困り顔」そんなやり取りが子ども食堂の「食べる」だけではない大切な時間なのだろうと感じたことでした。
近いうちに、この6畳の部屋の床補強とエアコンの交換計画をしています。「困り顔」見られなくなると、ピョンピョンできない子ども達、少しガッカリかも知れませんね。
宮崎県児湯郡新富町に小見山真理子さんが運営する「みんなの居場所こぶたのおうち」というところがあります。
これまで5年程の活動を経て、今、毎週金曜日に子ども食堂を運営されています。こちらの施設から、建物の老朽化が激しく、一度見てほしいとのことでした。お伺いしてご協力することとしたのですが、いつかもっと良い場所が見つかるといいなと思いました。
これまで「子ども食堂」についてそれ程知る機会がなかったので少し調べて見ました。
県内にある全てといっていい程、子ども食堂は一般的に週に1回程度の運営で毎日ではないこと。利用者はなかなか来て下さらないので、気軽に訪れやすい「誰」でも歓迎のスタンスで楽しい時間をつくれる場所として運営されているようでした。
保育園の先生をしていた人から耳にした、子ども達の様子から、こうした活動が意義ある活動であることを少しは気付かされていたのですが、具体的な行動を起こされた小見山さんや宮崎県内の多くの子ども食堂運営者の皆様にエールを送らせて頂きたいと思いました。
少しでもお役立ちをできればと遅ればせながら行動を起こしたことをご報告させて頂きました。