大気中のCO₂濃度は年を追うごとに上昇しています。
一般的な住宅、特にマンションでは、鉄筋コンクリートの気密性の高さから24時間換気は常識となっています。機械換気で2分の1換気と言って、1時間当たり半分の空気を入れ換えるように指導されています。
戸建ての家も、断熱性向上と相まって、気密性は高く、こちらも24時間換気を機械換気で行っています。
健康上の見地から1000PPMというCO₂濃度を越えない住環境にすべく指導があります。マッハシステムの家ではどのくらいの濃度でしょうか。
1日の変化
1週間の変化
全館空調のマッハシステムの家のCO₂濃度です。このデータ、実は驚くほどすごい数字となります。
幼いお子様と、ご夫婦が一室で川の字で寝られた場合、寝室が6畳だとすると一人当たり30㎥として、合計で理想換気量は90㎥/hとなります。
①6畳の室内の気積は
3.3㎡×3×2.5m=25㎥
②部屋の気積だけでの換気量は、床面積をもとに算出すると
25㎥÷2=12.5㎥______Ⓐ
建築上の必要換気量と、生活者中心の必要換気量と比較すると
3人×30㎥/h=90㎥/h___Ⓑ
上記のように大きな差となっています。結果として3000PPMを越えてしまうことは想像に難くない、身近な現実です。
チェック
☑寝室の窓に結露はありませんか?
☑寝室空気ににおいがありませんか?
☑寝室は埃っぽくありませんか?
全館空調マッハシステムは、全室を大風量で換気しています。常時1500㎥/h以上の空気が全室内を流れていますので、全ての部屋の空気を利用していることになります。従って、全ての部屋のCO₂濃度が同じです。