家づくりで建物の強度を担保する工法に、外壁を強度のある面材で固める工法は耐震性を高める工法として知られています。
最も多く採用されているのが構造用合板。厚みも9㎜、12㎜、24㎜とあり、厚いほど強度は高い。一般的には9㎜が多いようです。
モノコック構造は、地震や台風などの外からの力を面全体で受け、バランスよく外圧を分散し、変形しにくい仕組みといえます。一般的な軸組み構造に比べて、強度の高い家を建てることが可能といえます。
モノコック構造の利点
①耐震・耐風性能を高める。
②遮音性がよくなる。
③耐火性がよくなる。
(構造用合板でも延焼スピードを減じる効果があります。)
※耐火性能のある面材を用いると、耐火性能で45分耐火など具体的に耐火性がアップできる。
タイガーEXハイパーは木質系耐力面材と比べ、火に強く、燃えない建材です。
万が一の近隣の火災発生時には、炎から、内側の柱やはりを守ってくれるので燃え広がりを防ぎ安全に避難できる時間を確保することができます。また、風邪などによる
近隣からのもらい火でも、燃え移る可能性が低くなります。
・筋かいは端部のみの固定ですが、タイガーEXハイパーは前面を固定するために、一部かかる負担が軽減されます。
・取り付けはくぎのみです。筋かいと異なり柱・はりの金物と干渉しやすい接合金物を使用しません。
・吸水による寸法変化が小さい為、反りが生じにくく、面材同士をぴったりと突き合わせた状態で施工ができます。
・屋内外の空気を遮断できるため、気密性・防音性に優れています。
・面材同士の継目から火を通してしまうことがありません。
特に、シロアリが食べない、腐らないの2点は、木造の耐久性を左右するポイントとなっています。
アイ・ホームでは、以上の素材特性に注目して、タイガーEXボードの利点に注目し、これを採用することにしました。
シロアリ保証に寄与する効果として建物へのシロアリの侵入を防ぐことが可能となり、アイ・ホームの防蟻シート工法を合わせて、保険によるシロアリ保証が可能となりました。
当初10年、継続20年の保険保証となります。一般的な製造物責任法による保証は、被害にあった時にはシロアリ駆除だけで終わりですが、アイ・ホームのシロアリ保険は駆除、材料費、人件費、ホテル仮住まい費用まで出ます。モノコック工法にもランクのあることお気づきいただけましたでしょうか。