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子どもと家の空気

 赤ちゃんは床に近い場所でハイハイしたり遊んだりしています。ハウスダストは床上1mの空間に高密度で浮遊しています。

 空気清浄機に床置タイプが多いのはこの理由からです。

 人の移動があれば、ハウスダストの中で大きめの埃、花粉などが室内の中でも高くまで舞い上がりますが、外出などで空気が動きにくくなると短時間で床や机の上などに沈下。カビやPM2.5などの微細粒子は長時間室内空間に浮遊しています。

 結果として生活エリアが床に近い赤ちゃんは、家中で最も空気が汚染された場所にいることになります。

 何でも触る赤ちゃんが空気清浄機を止めてしまったり、誤作動させてしまう恐れがありますので、チャイルドロック付きの床置きタイプの空気清浄機がおすすめです。倒したりしないようにストーブガードのようなバリアが必要かもしれません。

 ビルトインの空気清浄機は循環空気の取入口が天井に高い位置となっており、床近くのハウスダストを捕集しにくいものとなっています。

 

 上記図面の「理想集気システム」では、循環空気を天井近くからと、床面近くから同時吸気します。

 

 

①室内空気の粉塵を床上近くにハウスダストの溜まりができやすいので床面近くの高さから強力に吸気することが出来る。ハウスダストに最適な吸気位置と言える。

②煙などの軽くて、臭気の強い気体などは天井近くの給気口から強力に吸気出来る。

③室内の空気は天井近くが温度の高い空気が集まり、床下には低温の空気が集まる傾向となっており、同時に上下から吸気し空気取入口でミキシングすることが出来るので室温の均一化が可能。

 室内の空気が各室を循環して空調室にリターンしてきますが、そこで恒常的に、連続空気浄化出来るように電気集塵機を設置することで、常にピュアな空気に再生されることになります。

 トルネックスのビルトイン空気清浄機との組み合わせでは、空気を動かす動力が「DCファン」としてシステムに組み込まれていますので、静電気を帯電しておくだけで、自動的に清浄化できます。

 一般的な空気清浄機は、例えば床置きタイプであれば、1台1台に空気を取り入れ吹き出すファンがセットされエネルギーを必要としています。

 マッハシステムでは、室内に調温調湿後の空気を各室に送風するためのDCファンが予めセットされています。よって静電気を帯電させるだけのエネルギーで済みます。省エネ工法でもあるのです。

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