雨の日のお出かけ、帰宅時の車イスの方は介助者も含めて傘の利用が困難となる。玄関に庇があると便利だ。
ポイントを列記してみましょう。
- 車の乗り入れ
玄関から車を乗り入れる時に、玄関に車を横付け又は車の最後部に
車イス積載の2つのタイプが予想される。
後者は積載部が直角に停止できるように配置することとなる。よって利用する車の積載部が車イスの右か左か後部にあるかを注意する必要があります。
- 防犯や交通事故に注意!!
道路から車を敷地に乗り入れるため、玄関部分はオープンとなります。
前面道路の交通量が多い時には、幼い子供の交通安全対策に注意が必要となります。加えて防犯上も注意しましょう。
③庇のポイント
〈車イスから濡れない出入りの為のスペース〉
庇は大きいほど便利ですが費用負担も大きくなります。
建物と一体の庇で車と車イス及び車からの出入の人物まで雨に濡れないようにするには、ゆとりを考えると6m×7m程のスペースが必要なります。建物の構造で一体の庇ではなく、外構工事のカーポートで代用する方法がコストは少なくて済みます。