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車イス生活における注意点

JIS規格で決まっており、手動の車イスは630㎜以下、電動車イスは700㎜以下です。廊下やドアの幅はこの値を基準に設計する事になります。

車イスの動きに余裕が必要ですので、800㎜~900㎜程度の幅を余裕幅として取っておく必要があります。

廊下など部屋内の実寸を内法、有効な幅と言います。家づくりの基準となる寸法にmモジュール、1820㎜モジュールなどが代表的なものですが、一般的には1820㎜モジュールが多く採用されています。

この場合内法は1820÷2−100=800 程度となります。

理想はメーターモジュールで、こちらだと内法は2000÷2−100=900となります。

車イスは一般的に800㎜や900㎜の幅の廊下は直角に曲がれません。

更に車イスに乗られた方の姿勢によっては車イスの全長と同じ廊下幅がなければ直角に曲がれません。

リビングを中心に他の部屋を配置することで車イスの動きがスムーズになります。

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