或る日、展示会にリフォーム計画中のB氏が来場されました。昔パナソニックの電化商品を販売されていたとのこと。
現在お住まいの家が寒くて大変なので、どうしたら良いかとのご相談でした。
築年数をお尋ねしたところ、断熱材はほぼ使われてないとのことでした。
「窓の断熱が大切です。夏は窓から約70%、冬は窓から約50%の熱が出入りします。」
「壁の断熱、床下なども大切ですね」
「なる程、参考になりました、又連絡します」
とのことで、その後時間も過ぎ、この日のことすっかり忘れていたのですが?
「あの~覚えていますか」
「パナソニックの営業をされていた方ですよね!」
「実は、知り合いの大工さんに頼んで言われたことを参考にリフォームしたけれど、まったくダメだった。」
何が悪いか、見てほしいとのこと。
行って見てビックリ、窓は二重サッシに変更。但し、アルミでした。アルミは樹脂の1000倍熱を伝えます。この場合樹脂のインナーサッシを既存サッシの内側に取り付けたかったところです。又、床下に断熱材が取り付けてありましたが隙間だらけでした。残念の極みは堀ゴタツの布団をめくると隙間風がほおを吹き、寒さが身にしみたことです。スッカスカの床下でした。
今回は今度こそは暖かくしてほしいとのことで床下は断熱気密加工。窓は後付用の樹脂ペアサッシ。
壁には気流止め施工と内側からパネル断熱を取り付けました。
壁の中を冷気が移動しないようにします。
マッハシステムのようにはなりませんが、
「見違えるように暖かくなった!」との喜びの声が届きました。
断熱リフォームは奥の深い分野です。しっかりと観察し、正しい施工がおこなわなければなりません。
アイ・ホームではこの度「省エネ大賞」を受賞致しましたが、断熱リフォームを経済的に効果的に供給させて頂いております。
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