住宅性能評価協会から、先の熊本地震の調査結果が発表された。
特に被害の大きかった「益城町」の中で、平成12年以降に建てられた、新耐震基準適合の住宅うち、安心安全の性能である、耐震等級3の住まいは5%に過ぎなかったということである。
宮崎では3%以下
宮崎県内では実質3%程度か、それ以下しか耐震等級3は存在しないのではないでしょうか。つまり100棟のうち、3棟程度しか地震に対して安心・安全な家が存在しないということです。
加えて、耐震等級1~2の家では、被害の発生した家が全体の40%にもなり、倒壊大破となれば住宅ローンだけが残り、借家が必要となります。二重ローンと言われる生活苦が待っているのです。ちなみに長期優良住宅は等級2でもOKなのです。
87.5%は無被害
耐震等級3の家では、実に87.5%が無被害。更には残りの12.5%が軽微又は小破で、そのまま住み続けられるということなのです。
沈む船に乗るお客はいないはずなのです。何より大切な命、財産を守るための家づくりが一番大切な基準です。人命と財産を守るためにも。
住宅設計性能表示で住まいの耐震性能を等級1~3まで国が指針を示してくれているにもかかわらず、きちんとこれを取得する会社が居ないのが現状です。アイ・ホームは愚直にこの住宅設計性能表示で、耐震等級は3と定めて、これまで家造りを行なって参りました。ネットで住宅性能表示協会を検索され、出てきた日本地図の中の宮崎県をクリックして戴くと、「一社該当しました」と出ます。再クリックすると、アイ・ホーム○○棟と出て来ますのでご確認下さいませ。