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エアドッグ試してみましたⅡ

 空気の浄化レベルを示す表示に、CO2濃度を利用するシステムを搭載しているエアドッグ。CO2モードとは

 こちらは、人が密集すると、呼気によりCO2濃度が上昇して空気の汚染が進みます。燃焼タイプの暖房だとCO2濃度が上昇しますので換気の必要性が高くなります。

4000ppmを超えるとアラームが鳴り、換気を教えてくれるシステムが用意されています。

全館空調は対象が空気という見えない品質を問われるシステムとも言えるものです。CO2濃度の上昇は生活の快適性の対極である健康被害につながる問題です。このCO2濃度の上昇は機械換気及び24時間空気を入れ替える方式の家造りでは、もとより考慮すべき問題でもあるようです。

 熱交換気扇による、全館換気方式では、床面積あたりの換気風量は気積の1/2を入れ替えなければならない決まりとなっています。一方で、部屋ごとに換気する第3種換気などでは、あらかじめその部屋に入居者が集中することなど、想定されていませんので、家族4人が6畳の部屋に集っても設置された換気扇は、換気量を増やせない構造になっていることが多いようです。

ダイキンはCO2濃度で換気量を増やせるタイプを投入

 先日、ダイキンの担当者が来社し、第一種熱交換気扇に、室内のCO2濃度が上昇すると、換気風量を自動で増やせるタイプができたとのこと。

 全館空調マッハシステムの特徴は大風量小温度差空調にあります。

たとえ6畳の部屋に4人が集まっても大風量で1箇所の換気扇から、Lで100㎥/h、Mで200㎥/hの換気を行っていますので、仮に200㎥/hの設定であれば、一人当たり30㎥/hの必要換気風量は

30×4=120㎥/h<200㎥/h

となり、十分な換気風量が確保できることになります。

結論

 とは言え、エアドッグにある、CO2濃度で生活リスクを喚起するシステムの導入があれば、生活の質の高さが実感されることになります。全館空調マッハシステムにも、COセンサーを利用して、生活の質の高さを実感していただくことが必要ではないかと考えたことでした。

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