玄関て、なんだろう。国語の辞書では、建物の出入り口。それも「建物正面につけた出入り口」とのこと。
内と外をつなぐ場所で、人を出迎え、送り出す場所のことで、外からの人は玄関の一部まで土足でOK。そこからは日本の家では靴を脱いで素足となり家へ「上がり」ます。
普通は、玄関から家の中が除かれないように、玄関の部分は部屋としての利用をしない独立した空間になっていることが多いようです。
以前無印良品の家を造っていたころは、玄関からそのまま部屋奥までポーチが伸びて、ここに自転車をそのまま引き入れたりする空間がありました。部屋の広がりの中に、玄関を取り込んで、家に広がり感を生む設計でした。
玄関の広さを部屋に取り込んだら、その広がり感がある家になりそうです。
そこに吹き抜きがあれば、なおさらです。
無印良品のこのプランは独創的だったといえます。