昔は特別に誕生日を祝うことのない時代がありました。私達昭和20年代の子供達は戦後の匂(におい)を引きずりながら育ちました。正月祝いはありましたが、クリスマスのお祝いは商業的に商店の歳末セールとセットで広がって行ったようです。
時代、時代で子供達の欲しいものも移り変わりました。気がつくと「物」に満たされた豊饒(ほうじょう)の時代となりプレゼントされる子供側から見ても欲しい「物」が無くなったようです。
そんな訳でビジネス用語でよく使われる「物から事へ」という観点です。「素敵な時間」「素敵な出会い」といった親子参加タイプの一緒に楽しめる、一緒に考える体験を共った「何か」をプレゼントしてみては如何でしょう。
例えば、親子で材料買出しに出て、共に手づくり餃子を作って食べることを「カードに絵手紙」で手渡ししてみては。
更にはこの頃流行のキャンプや海水浴など、物ではありませんが
「子供達との約束」としてプレゼントすることです。
今度の誕生日プレゼントのリクエストは三択
①みんなで「おもちつき」
②みんなで「お祖母ちゃんのお見舞い」
と、ワンチャン譲渡会の見学
③みんなで冬物パジャマの買出し
どれがいいでしょう!