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マッハシステムと床暖房方式の違い

冬の場合

 冬の暖房時には、断熱方式がやはり大きな差を生み出します。

 床下まで暖気を送るマッハシステムによって、冬でも床下は寒くなっていません。一方、床下断熱方式では、広い面積となる床下全体が冬の冷気に接することになります。

 冬場に霜の下りる季節など、キンキンに冷えた空気が床下に流れ、床下断熱がしてあっても床から冷気が上がって来ることになります。床下の冷えが、床表面にまで上がってきます。

 これは、簡単な実験で証明されます。

床下断熱の家の一階の床に厚い綿の座布団を置いて一晩明けたら、この座布団を取り除いて、置かれていた下の床の表面温度を計って下さい。冷たくてびっくりされるはずです。室内側から暖かな空気による熱供給が座布団で隔(へだ)てられブロックされたため、床下からの冷気が床の中を上がって床表面にまで来ているのです。

 そこで、床暖房をしなければ床断熱では、この冬場の冷気を防げないのです。

これに比べると床下に暖気を大量に吹き込んでいるマッハシステムでは、床の上下に温風が流れており、床が冷えることがないのです。

冬場早朝の温度分布

※暖かい空気がある部屋が黄色表示されています

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