青春スターの西郷輝彦氏が死去。私より先輩だが、遠からず彼の年に追いつく日が来ます。
新聞によれば、74歳でオーストラリアで前立腺がんの先端医療を受けていた頃、現地での取材で、自らの芸道のこれからを問われると、「野に立って、カラスに突かれ、ただひょうひょうと風に揺れるかかしです。」と語ったとの事。
芸道は体を通して表現する世界です。生きて、動いてこそ形になる世界。動けなくなった「かかし」のように未来に立ちつくす姿を予兆して西郷輝彦氏はこのように語ったのでしょうか。
私共の家づくりは、アイ・ホームのスタッフと多くの職人さんと、様々なメーカーさんとの共同の成果として、家づくりを表現する仕事です。
「独り」ではなく皆で理想の家づくりをしてゆく、賑やかな仕事だと言えるようです。
スタッフの仲間が、病で倒れれば、皆でこれをカバーします。期待の住まいを完成させる喜びはお施主様も、施工側も一緒です。
「光陰矢の如し」この家づくり大きく変化しつつあります。1000回記念で書きたい、次の夢は、来年の今頃には形に出来そうです。県内5ヶ所で一斉にモデルハウスをオープン予定です。しばらくお時間を戴きますがお楽しみに。