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単身高齢者の借家契約難

総合人口の29%が65歳以上  世界最高

 

※2020.2021年は9月15日、そのほかは10月1日現在

 

 高齢者は2人世帯がいずれ単身者になる。私の知る山口県の下関はかつて造船で大いに栄えた所で、平地の少ない場所に山の上まで人家が密集している。高齢になると坂道が大変だ。

 

 

 若者は都会に出て行き、残る家には高齢者が生活することになるが、いつの間にか単身高齢者、ほぼ確実に「女性」だけが住んでいる。

「この辺りでは男は俺ぐらいだよ」とは私の兄から聞いた話。

 持ち家の人も、健康上や認知症などの関係で、平坦な借家に引っ越そうと、借家捜しを始めるとこれがなかなか見つからない。

「一人暮らしの方に何かあったら困るのは私達です」と不動産屋も家主も一緒に謝絶する。

 借家が見つかっても、家賃負担は年金暮らしに重い。介護保険料も天引きされて、生活は個人差はあるがそれ程余裕のあるものではない。医療費を考えておかなければならない。

 

 住宅ローンが充実している昨今は若い人が、住宅ローン減税などを背景に早くから持家を取得される傾向が顕著となっている。老後に向けてどのようなことに気を付けて家づくりをしてゆけば良いか、参考までにヒントとなりそうな事をあげてみると、

 

①バリアフリーの家づくり

②高断熱で省エネ住宅機器を利用する、省エネ住宅とし経済損失を防ぐ。〈マッハシステム〉

③健康的な生活のできる、温湿度のコントロールと空気が正常な住空間を可能とする家づくり。〈マッハシステム〉

④長期耐久性、耐震性、耐火性に優れた家づくり。

後でお金が出てゆかない基本性能の高い資材で家づくりを行う。

⑤地域コミュニティ、子育てや社会参加による孤立しない人間関係を育てておく。

⑥一定の継続30年後住居者が周囲に存在し得る集落に住まう。

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