今回、○○建築様が来社されます。
○○建築様は通気断熱WB工法をご採用です。
WB工法は床下の通気口を形状記憶合金で開閉し、外気温が上がると通気し、下がると閉じることを利用して、建物の室内と外壁の間に空気層をつくり、夏は床下で冷やされた空気を屋根裏まで上昇させて、夏場の室温上昇を防ぐ工法として開発されました。
一方、冬は床下の通気口を閉じ、冷気の侵入を防ぎ、建物と室内との間に静止空気層をつくり、外気による室内の温度低下を防ぐという工法です。
パッシブな工法として、自然の空気の性質を利用して、快適室内環境を実現しようとする工法として西日本で採用が多いようです。
先のような工法では梅雨時の高温多湿な外気が、外壁と内壁の中を大量に流れることになります。
温度変化のみで開閉する床下換気口では節電とは言えても、高温多湿には対応できていないことが問題でした。
換気も第3種換気で、Q値の改善は望めません。
①マッハシステムでは、今も公開されている、実現温湿度データ。
複数年にわたり、毎日、いつでもその快適室内環境がご覧になれます。
WB工法ではこのような公開データはありません。
②省エネとは、現実的なエアコンの稼働エネルギー電気代、電気量で比較できます。
◎マッハシステムは年間、3万円以内というデータがほとんどです。
◎夏場は、室内を外通気で熱籠りを防ぐとしていますが、これは一般的な工法で外通気工法としてどこでも行っている工法です。
内壁内の通気層はこの工法の特徴でありますが、耐火性能的には火が出ると全体に火が回りやすくなります。火災保険上、準耐火建築物の評定はムリ。
更に、床下で空気を冷やすと表現していますが、床下通気口から、すぐに上昇気流が発生しているので、床下を流れて冷やされることもなくすぐに空気は壁間を上昇してしまいます。冷やすのではなく「熱籠り」対策としては有効だと言えます。
パッシブ工法として代表的なWB工法ですが、受動的な熱籠り対策工法としては効果的な工法ですが限界がありそうです。
一方、マッハシステムはシンプルにしてアクティブな工法です。
夏場、高い断熱工法で外気の熱を防ぎ、室内は省エネタイプのエアコン14畳タイプで30坪の家を涼しく快適にコントロールできる工法です。
ご採用のお客様方の口コミで年々その省エネにして快適な住空間性能は支持を広げているようで、年数を経る程にお客様方の満足度は高まっていると感じています。
○○建築様がマッハシステム工法をご採用下さることを願っています。
本日一泊して頂くのは、○○建築様。明日の感想が楽しみです。