原因は西日による室内の温度上昇に対抗して、マッハシステムのメインエアコンを冷房18℃設定でセットすると、吹出し口の金属パネルが冷やされてここに結露。結果として、このような水滴が塗り壁にシミとなってしまいました。
西日の当たる掃き出し窓に日除けシェードを設置することで80%の太陽熱をカットしました。佐土原モデルハウスは、西向きに硝子窓が、広く、高く配置してありました。結果温度が上昇していたのでした。
直射日光の熱にまさるエアコン冷房はありません。何よりも日射遮蔽が1番です。
その上でエアコンを利用すれば断熱性能UA値0.34の佐土原モデルハウスは、直に冷えます。
運用上、省令準耐火なので不燃のダクト、及び吹出し口を金属で構成しています。金属の吹出し口がキンキンに冷やされる、冷房設定18℃はやりすぎという事です。室内の室温を快適にコントロールするには、夏場、日射遮蔽をしっかりと行い、直射日光を硝子窓から入れないようにすべきです。ビニールの温室にエアコンをいくらつけても涼しくなりません。日除けのシートを被せるのが一般的となっているようです。
「断熱+日射遮蔽」で省エネ冷房が実現できます。