「住まいの維持管理支援事業」
アイ・ホーム株式会社は令和2年で創立30周年となりました。
私共は、「いえかるて」事業の発足当時から、全棟を「住まいの維持管理」の対象とする様に努めて参りました。
家を建てることは大変な事なのですが、完成から50年60年と住まい続けることになる住まいを、当初期待された住宅性能や機能を発揮できるように、きちんと維持管理していくことも大変な事です。
例えば、アイ・ホームではマッハシステムという全館空調を標準で施工しています。私たちは、ご入居後2年程の家にメンテナンスサポートとしてお伺いし、システムのメンテナンスをさせていただいております。そこで、ご入居後のお手入れ方法が、お客様により全く異なっており、レベルのバラ付きも大きなものがあることに気付きます。
このように具体的なサポート業務を行った時、何をどの様にすれば良いかをお客様にきちんとマスターしていただくか、有料でもメンテナンス業務を代行する仕組みがなければ、満足な住環境性能は維持できないのではないかと危惧するこの頃です。
昨今、床下や天井裏の閉所でエアコンを稼働させて、全館空調的な機能が得られる工法が様々に存在しているのですが、どのエアコンの製造メーカーも、このような使い方に対して、メーカー保証は付かないことになっています。
メーカー保証も付かないのにこのような工法を堂々と取り扱うことは知ってか知らずか気になるところです。
私共のマッハシステムでは、閉所におけるエアコン利用でもメーカー保証を確実に取り付けていますし、合わせて、メーカー保証期間終了後も10年目までシステム全体の保証を継続できるようにしております。
保証には裏付けが必要です。自社ではなく、第三者の保証の対象でなければお客様方に安心していただけません。アイ・ホームでは地盤保証も35年、白アリ保証も15年の第三者保証ということで、ご安心のレベルを上げています。
尚、白アリ保証については、近く、20年、30年保証も実現する予定で、関係者と努力しているところであります。 裏付けのある施工により、保険会社が新しい保証のトビラを開いてくれます。これからの良き未来を、たぐり寄せたいと考えています。
お客様の安心安全をお手伝いできてこそ、業界で生き残れるものと感じています。むろん「いえかるて」は絶対に欠かすことのできない、住まいの維持管理データとしてこれからも大切に活用して参ります。
*メンテナンスサポートは4月から実施しておりますが、まだまだ回りきれておりません。メンテナンスには必ずお伺いいたします。ご一報くだされば早めの対応させて戴きます。
アイ・ホーム株式会社 代表取締役 田 村 寛 治