高性能住宅が経済的である理由Ⅱ
長期にわたり、良好な状態で使用するための措置が構造及び設備に講じられた住まいを、一定の品質で建て、維持管理することで、「造っては壊す」のではなく、長く住み継いでゆく、ストック型社会を構築する目的で、平成21年より進められた施策が「長期優良住宅制度」です。
メリット
① 所得税(一部住民税)の減税
(住宅ローン控除)の限度額が増える。
② 登録免許税が軽減される。
保存登記0.15%→0.1%(長期優良住宅)
③ 不動産取得税の控除額が増える。
控除額1200万→1300万(長期優良住宅)
④ 固定資産税の減税措置が延長される。
減税は1/2になり
一般的な新築3年→5年(長期優良住宅)
⑤ 住宅ローンで低い適用金利が利用できる。
フラット35Sなど10年間0.25%の優遇が得られる。
⑥ ZEH, ZEH+LCCM住宅など、特に性能が良いものは国からの補助金、約100万円程度が利用できる。
⑦ 地震保険料の割引
一般的な耐震等級1 → 10%引き
耐震等級2 → 30%引き(長期優良住宅)
アイ・ホーム耐震等級3 → 50%引き(長期優良住宅)
長期優良住宅では
◎例えば・・・維持管理、更新の容易性を考慮。
◎例えば・・・長期優良住宅でフラット35~50を利用された住宅は、ローン返済
中でも債務をその物件を購入する人に引継ぐことで売却できます。