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カビ汚染で健康被害

カビ汚染で健康被害

 住宅の高断熱、高気密化は今や家造りの基本です。室内空気のコントロールを誤ると、カビ汚染が原因のアレルギー性疾患、真菌による「侵襲性アスペルギス症(肺炎・副鼻腔炎・外耳道炎)」や黒色真菌による、皮膚の膿瘍や潰瘍、更には肝臓や脳の膿瘍を形成するとされており、死に至ることもあるそうです。
多くのカビは、湿度60%程度で発生し、約80%以上になると増殖すると言われています。
カビが
アイ・ホームカビ対策
new対策1
アイ・ホームの全館空調では、家全体、床下から天井裏まで、換気時に温度と湿度を快適にコントロールしています。湿度にはぜひ関心を持って戴き、エアコンの設定を除湿モードの湿度50%程度で使用して戴ければOKです。

new対策2
 水・酸素・温度・栄養のカビ成長の条件の中で、栄養分となる粉塵物質を除去することが、カビ対策では重要です。
マッハシステムでは空気循環経路で空調室が必要となる。この空調室のリターンガラリに近い所で、専用の電気集塵器を設置すれば高効率97%程度のPM2.5クラスまでの空気中の粉塵が除去できることになります。全ての部屋の空気を1時間当り1500~2500㎥程度空調室に搬送するシステムとなっている為、清浄化された空気が常に循環換気されることになります。加えて外気を1時間当り約130~250㎥常時浄化して給気し、同量の汚染空気を室外に排気しています。よって、カビの発生源を室内に蓄積させません。

new対策3
床下や天井裏が換気経路となっている全館空調が、アイ・ホームのヘルス・エア・システム(マッハ)の特徴でもありますが、室内も含めて窓の開放によって、湿気の多い空気が大量に流入しないように気を付けたいものです。無論空気中の粉塵物質も大量に流入することになるからです。
空気は透明で目には見えませんが、車の排気ガスや花粉などによってたくさんの汚染物質が含まれているのです。
短時間ならば、それ程影響はありませんが、大量な場合、カビの原因物質が室内に流入、加えて窓開けで水分を供給することになれば休眠中のカビ菌が活動を始めることになるからです。

子供のアレルギーとカビ濃度は相関あり
日本建築学会が定めた学会規準によると、「室内カビ濃度を1000cfu/㎥以下にする」ということである。
C,f,uはコロニー・フォーミング・ユニットの略でコロニーの形成する菌糸の数を示すという。一般的に居室のカビ濃度は100~1000cfu/㎥ということで、まずは安心ですが、近年アレルギー体質の人の増加は顕著だという。
原因の一因として夏場欠かせないエアコンは、カビ製造機とも言え特に冷房運転時には、エアコンの熱交換器のフィンに空気中の水分が結露、埃も付着しやすくカビの発生源となります。発生したカビを送風で室内にばらまくことでカビ濃度が高くなることになるようです。
「カビは寿命を迎えるまで、成長できない環境を保てば絶滅する。菌糸が少しだけ残った場合の寿命は数十日、カビが増殖して大きくなった場合は数ヶ月に及ぶ」という。
エアコンをしっかり掃除して、週2回を目安にフィルター掃除、年1回はプロにお願いして洗浄すると効果的だという。

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