太陽光発電の売電価格が下がっても問題ない!

元が取れる理由

①燃料調整費を減らせる

電気の使用量が多い程、電気の使用料に比例して加算されるのが「燃料調整費」です。

2022年11月では、1kwあたり5円程度です。

②再エネ賊課金を減らせる

 各電力会社が、太陽光発電システム〈再生可能エネルギー〉で発電された電気代を、買い取りに必要な資金に応じて使用者である国民に負担させるための課金制度が「再エネ賊課金」です。

1Kwh当り令和4年は約3.5円になっています。

③自家消費の太陽光発電分は使った分がお得となり電気使料金ゼロ円となります。電力会社からの買電料金が値上がりしても、自ら発電した電気を使用しているのでゼロ円のまま。

◎更に、深夜電力利のエコキュートによる湯沸かしを、晴天時の日中に行うと太陽光発電のエネルギーを利用し、ゼロ円で湯沸かしできる。

 尚、夏場など日中の気温が高く、外気温36度程度で昼間2時頃エコキュートを稼働させると、3時にはお湯は沸き上がります。

 外気36℃の熱を取り込んで湯を沸かすのと、夜の外気温が低い、仮に26℃の外気との熱交換では、エコキュートの熱交換率は当然、昼間の方が良くなります。

 更に、入湯が7時頃であれば沸き上がりから4時間で利用することになり、深夜に沸き上がったお湯を翌日夕方の19時に利用しますのでその間約17時間の保温の熱ロスが生じます。

◎洗濯物や、乾燥、食器の乾燥も太陽光発電稼働時に利用する工夫で、太陽光発電の自家消費率を向上できる。

 

 太陽光発電の初期導入費を先のメリットにより回収できる年数は、国の試算では9年前後ですが、燃料調整費の上昇、再エネ賊課金の上昇及び、電気料金の抑制(国の指導による)の撤廃によって、買電の費用は上昇していますので、逆に自家消費電気料金ゼロの効果は高くなります。ロシアなどの影響下では5年程度で太陽光の初期費用は回収できることになるようです。