採光、通風はこれまでの家づくりの大切なキーワードでした。採光の必要性は部屋の明るさの為と同じくらいの効用として暖を採り入れる為。そうして通風は、暑い夏や蒸し暑い日を快適に過ごす為に窓を開け、爽やかな風を採り入れる為に有効でした。
ところが、窓を開ければ当然声も聞こえることになるのです。小さく区切られた分譲地では、窓から洩れる話し声の届く範囲も、2軒隣りまでとなってしまうことになるということです。すぐ隣の家には窓越しに、隣人の存在が明らかで、気を付けて、小声で話すことになりますが、留守であるとなれば、つい大きな声で会話してしまうことで、1棟間を置いて2軒隣りまで話し声がハッキリと届いてしまうということです。
この話をされた方は、こうした小区割分譲の建売住宅がローコストなので、壁も薄いのでこうなるとの主旨でしたが、窓開放と、距離の近さがこうした現象をもたらすものだと思われます。
高断熱高気密の家は防音遮音も良い
アルミの2重ガラスの窓と、トリプルガラスの樹脂サッシでは防音、遮音の性能に大きな差がある。もし、建てられてお住まいがトリプルサッシの家であれば、外の騒音が25デシベル低減されます。
例として、繁華な交差点の騒音が静かな公園ぐらいにはなるということです。車が外を走っていても、窓を開けなければ気付かないぐらい静かです。
夏でも快適マッハシステム
一年を通じて、快適な温熱空間を実現するマッハシステムであれば、夏場窓を開放することなく、涼しい室内環境が実現できます。
しかも、60坪程度の広さの家であれば、暑い夏の8月の一か月間でエアコン全館冷房のコストも4000円前後で済みます。しかもストレスのない自然な空気環境となります。
当然窓を開放しなくても良いので、話し声が2軒先までクリアに聞こえるというトンデモ・リスクとは無縁です。