宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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大きな癒しをお持ち帰り

大きな癒しをお持ち帰り
 高鍋の住宅展示場は住まいと共にガーデニングが見所ともいえる。
宮崎県内広しと言えど、ガーデニングがセットの展示場はたぶん他には見当たらないことでしょう。
 元々、高鍋の展示場は建物を見て戴く為に建築されたのですが、途中から宿泊展示場として活用されることになり、「ご家族の皆で楽しめる庭づくり」をテーマに、得意の木工を活かしたガーデニングを設計として加えることになりました。
 ご来場のお客様から「この庭は何処の造園屋さんが造られたのですか」と質問がありますが、誓って、この庭は「アイ・ホームのオリジナル作品」なのであります。
 エピソードとして、庭に設置したベンチを納入されたメーカーさんが気に入って、写真を撮られ、コンテストに出して下さった結果、九州の外構オリジナル部門で、第1位の賞を戴いたことがありました。
 以来、この庭づくりを参考にしたいとのことで、外構業者の方までご来場されるようになりました。しかし、受賞後、この庭は更にパワーアップしてガーデニングに力を入れている為、「こんなに手を入れた庭は造れないなー」と業者を嘆かせる程、日々変化成長しているのです。
 夏の炎暑のガーデニングは、苛酷な条件下で植物の様子を日々観察することが、いかに大切かということを教えてくれます。
例えば、鬼灯(ほおずき)は花の少ない夏の庭に朱色の大振りの実が映(は)えて愛らしいアイテムです。しかし、鬼灯の緑の葉が萎れていては興醒めです。水遣りがポイントで、タップリ、ザブザブと言って良い程の水が必要な植物なのです。
 忙しい中、自動散水器を導入したのですが、やはり器械のするところ、融通が効きません。人であれば、日々の管理、植物と対話しながらの水遣りが可能です。植物の個体差や日差しや気温の変化を考えながら水遣りすることが、なによりも大切だということです。
炎天下の植物の様子が、そのことを雄弁に物語っています。
 水切れになった植物は、今にも死に絶えそうな様子で、葉も茎も萎れてしまいます。植物の悲鳴が聞こえて来るようです。自らの責任においてこうした植物を目にすることは、まるで犯罪者になったかのような痛みを感じさせます。
 昔から女性は花好きだと思われて来ました。だから世の男性諸君は女性に花を贈り続けて参りました。しかし、多くの女性社員がいる中で、一鉢のガーべラの花が、葉も茎も花さえも萎れて、声なき「悲鳴」を上げていても誰一人気付かないのは、正に身近な現実でもあります。
 活花(いけばな)は昔、日本女性の嗜(たしな)みとして大切なものでした。因みに、我が母は池坊(いけのぼう)、松風流、草月流の諸流を学び、身近に季節の花々が活けられていたことを思い出します。
 東京オリンピックからこちら、東京の駅では土曜の午後、ホームの護美箱が、捨てられた生花でいっぱいになるということが続きました。当時、嗜みであった活花を学んでいた女性達が、土曜日の午後遊びに行く為に、華道教室で活けた花材が邪魔となり、捨てて行った為と聞いています。このことをふと思い出したのですが、今も昔も女性達は「夢よりも現実」を選択される方が多いように見受けられるのですが、これは偏見なのでしょうか。
 ともあれ、我が高鍋宿泊展示場は花を愛する方々に大変な好評を博しております。
緑の木々や草々、可憐な花々に大いに癒しを受けられる場所でもあります。但し、ご来場のお客様が玄関から居間に入られるや否や、その庭を目にすると、忽(たちま)ち、居間を素通りされ、庭に出られ、中々、家である室内をご覧戴けないという悩みも生み出してはおりますが、この高鍋の展示場は、他の展示場にはない「大きな癒し」をお持ち帰り
戴けるのが特徴でもあるようです。
 又、ガーデニングの楽しみ、苦労話などを希望される方は、ぜひお越し下さい。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

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