台風26号が通過し、急に夜から寒くなりました。名古屋でFHアライアンス(マッハシステム採用企業)の総会があり出張しておりました。
アイ・ホームの温熱環境の表示システムを会員企業様に導入していただきたく、PRも兼ねて、介護支援モデルハウスでの計測実績を発表させて戴きました。 会合を終え、ホテルで宮崎の当該モデルハウスの温度チェックを行ったところ、外気温15℃。「オオ」「室内は?」「あっ23℃」「なんと?」慌てたのには理由があります。実は空調室の温度設定を冷房優先の23℃にしていたからです。
結果的にベストなコントロールとなっていました。
外気は15℃で少し寒いのですが、熱交換器はダイキンのベンティエール高性能であり、かつ自動で熱交換を行います。外気の冷気を室内からの排気で温めて室内に取り入れます。21℃~22℃にて給気が行われておりました。
一方、室内の床・壁・天井の温度は23℃~24℃であった為、空調室内からの各部屋への送風時に、冷房の23℃優先は働かなかったことで、結果21℃~22℃の空気が吹き出していたことになります。
結果、床・壁・天井の温度との平均及び室内発熱(テレビ・冷蔵庫・照明)との平均が各部屋の温度となったようです。
エアコンの使用電気料金はゼロ円ということとなります。
このように、ベンティエールのように優れた熱交換気扇は、外気15℃を取り入れた時、室内側の22~23℃の空気と熱交換を行って、即21~21.5℃で導入できます。秋口の夜半からの外気温の低下に自動的に対応できるところも利用する側にとって利便性が良く、使用電力料の低下にも貢献できるものとなっています。
大いに利用促進したいと考えているところです。