全国的なハウスメーカーは「売る」ことが株価となり、投資による市場形成を可能としています。
そこで家づくりの理想が「売れる」ことが前提となり、品質は意外にも「まぁまぁ」のレベルとなっています。
アイ・ホームでは当たり前のトリプルサッシが、全国ブランドのSさんでは二重硝子のサッシが標準です。断熱レベルもそれ程ではありません。結果としてギリギリセーフを大手は商品としており、ブランド力で商品性能をオブラートに包んで見せているようだと言えば言いすぎでしょうか。
SさんのUA値 0.46~0.56
C値 0.6~1.1
アイ・ホームのUA値 0.3~0.41
C値 0.1~0.3
性能をみるのにU値というモノサシがあります。それは熱貫流率です。熱はU値が小さい程、伝わりにくい。断熱性能が高いことになります。
樹脂トリプル硝子のサッシは
U値は1.0W/㎡・k~0.8㎡・k
樹脂ペア硝子はU値は1.4W/㎡・k~1.5 W/㎡・k
トリプルはペアよりも35%~43%もU値が低くなります。
ペア硝子が標準のブランドハウスメーカーは、ブランドが売りで、性能より、売れること、株価が高い方が企業価値が高いことになるようです。
アイ・ホームは投資家の利回りに関係なく、家づくりの基本は住宅性能値が高い家づくりが出来てこそ、ブランドは高いということになります。