年末になるとお掃除番組が、色々と放送されます。住宅の汚れ、住宅設備機器の汚れをどうすればキレイに落とせるかという番組です。
定期的なメンテナンスを怠(おこた)ると電気代の上昇や、健康被害を起こすのがエアコンの維持管理問題です。
ホコリの詰まりが原因となり、場合によっては15%~20%も電気代が上昇します。このホコリに湿気が加わり、熱が発生すると度重なる故障の原因になります。
冷房時や除湿ドライ機能で室内の湿気と汚れとなる粉塵物質を吸い上げ蓄積すると、アレルゲンがエアコン内部で大増殖。結果エアコンの吹き出し口から部屋中にばら撒かれます。
アレルゲンとは花粉、ダニ、動物の毛など、数10種類もあると言われています。カビ菌などもアレルゲン。
日常的に体内に吸い込まれますと気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、肺マック症など発生の恐れがあるようです。
また、お肌にも悪影響が!
ヒートポンプと言われる機能がエアコンのシステムです。室内側の空気を吸い込み、エアコンの冷暖房機能で冷やされたり、暖められた熱交換器(アルミ製)の部分を通過させて空気を冷暖房しています。
エアコンのAI(センサー)が付いており、室内を設定温度に保つために動き続けようとします。埃のつまりで熱交換がスムーズに行われないとモーターが高回転することとなり電気代が上昇します。
エアコンの故障の原因はホコリの蓄積が一番だと言われているようです。運転開始したエアコンに静電気が発生し、ホコリを吸着し湿気でホコリが固化すると無数の塊りとなってヒートポンプといわれる熱交換機能の抵抗となります。
結果として、故障の修理代がかさんで大変なことになります。
更新の頻度が高まると大きな買い替え出費につながってしまいます。