沖縄に出張がありました。長寿命住宅普及協会の理事会への出張でした。
幹事会社は沖縄の福地組さんでした。コンクリート住宅が主流だった沖縄でも木造住宅が今や40%を超える勢いで、台風でも安心な木造住宅の姿に地元の人たちの木造への抵抗感も減って、木造化への勢いは更に大きいようです。
コンクリートは国内で唯一100%近く自給できる原料ですが、製造には大きな火力が必要とのこと。更には鉄筋が値上がりしており、鉄筋コンクリート造の建物の原価は上昇中とのこと。木造住宅のほうが割安ということもあり、県外業者の進出も相まって福地組さんも木造住宅に取り組まれています。
夕刻、リゾート感あふれるホテルでバーベキューでした。屋外でしかも夜、しかも写真のようにプールサイド。宮崎ではコートが必要な季節ですが大丈夫。それでも電気ストーブが何台か用意されており、やっぱり沖縄も冬にはストーブが必要のようです。
ホテルは国際通りに近いローコストでネット予約ならば3800円の一室を予約。朝、ガラス窓には結露が。冬の朝は沖縄も冷えます。沖縄は一年を通して湿度が高く、特に夏場の湿度対策がポイントのようでした。アイ・ホームのマッハシステムの採用に関心をお持ちで、近々宮崎までお越しくださるとのこと。
沖縄の夏の高湿度を一発で解消できて、しかも快適温度が、家一件まるごと、たった一台のエアコンで実現出来るとなれば、これ程ピッタリのものはなく、マッハシステム工法が沖縄で普及するものと思われます。
更に、マッハシステムの実力は大型施設でも確実な能力を発揮できることが、病院福祉施設等で実証されています。福地組さんは、元々地域のゼネコン、公共工事を多く手掛けておられます。これからはSDGsの発想でこうした住宅以外の施設建築にも取り入れてゆきたいと抱負を語っておられました。