ウクライナの放送番組を見ていたら、破壊されたロシア軍の戦車のワキを一匹のワンちゃんが歩いていた。画面の解説は、戦況について撤退したロシア軍が武器を放棄して退却したとのことでした。頭の中を通り過ぎる解説とは別に私の目はこの一匹のワンちゃんに向けられてしまう。犬好きとはそうしたもので、ついつい気になって注目してしまうのは視野の中のワンちゃんの様子を目で追ってしまう。幸せなのか、そうでないのか。元気なのか、お腹は空いていないのか。
解説が頭の中を通り過ぎた刹那。ワンちゃんは戦車の横で片足を上げた。
「オシッコだ!」
「偉いぞワンコ!!」
行く宛の無いワンコの未来を想像すると、悲しくなります。行動する人達は、ウクライナの人へも、こうしたペット達へも救いの手を差し伸べているようです。
私にも行動が求められているようです。