「何故、核シェルターを作ったのですか?」
「南北冷戦のさ中、核戦争の恐怖にさいなまれた結果なんです。」
そこは佐土原町役場の近くで春日台の分譲地内の一画。
地下に直径3mほど、長さ6mの筒状のシェルターだった。鉄製の梯
子を下りたところにカビ臭くはあったが、それなりの空間を確保できていた。
空気の換気、水、汚物の処理など、質問してみましたが、どれも快適な暮らしになれた者からすると耐え難い暮しが強いられるもののようでした。
ウクライナに端を発し、日本国内でも今風の暮しの快適性を実現できる核シェルターの新製品がネット上でも販売されています。
今や通常の100倍の問い合わせだとのこと。
10年保証が付いているとのことです。
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核シェルターも必要ない平和こそが、「4人で生きのこる核シェルター」などとコマーシャルがあるのですが、その後の世界で更に生き残ることは、核の被害をまぬがれたこと以上に困難なことになるのではないでしょうか。